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第608話 2022年10大ニュース(2023.1.1)

 新年あけましておめでとうございます。

 毎年恒例の一年の振り返り。今回は(何とか)10大ニュースにまとめてみた。ひとつご高覧&ご笑覧のほどを。


次.交換&更新関係

 年数が経てば交換したり買い替えたりとなるのは物の道理。2022年は、ノートパソコンの画面に点々が出てきたので液晶パネルを買って自分で交換したほか、コードレスホン(子機)の充電池、デジカメ用の充電式単三電池を買い替えた。

開封前の交換用液晶パネル。「非光沢」にした。
最初に買った「eneloop pro」(4本組)が11月頃から充電不十分になり、デジカメの起動が思わしくない感じに。12/29に新品の4本組を買った。

 まだ使えるが買い替えた方がいいと考えて調達した品としては、外付けのハードディスクドライブ、自室の照明器具(LEDシーリングライト)、寝具(トゥルースリーパー)などがある。(→第593話

 交換ではなく更新した件としては、運転免許証、消費生活アドバイザー証がある。どちらも2002年以来同じ周期になっていて、2022年で5回目の同年更新。このサイクルを今後も維持したいものだと思う。

 サービス停止に伴う更新としては、「ウェブリブログ」から「Seesaaブログ」へというのがあって、それなりにインパクトがあった。案内を受けてから早々に対応し、それほど労力を要しなかった点ではよかったが、旧アドレスのリンクがあるページをどこまで直すかが課題。いわゆるリダイレクトが働くので、リンク切れに伴う非表示ということはないのだが、放置しておく訳にも行かないだろう。時間のある時にボチボチ取り組もうとは思う。

「漂着モノログ(real version)」をウェブリブログからSeesaaブログへ。「連携インポート」機能のおかげで円滑に移行できた。

10.マイナポイント第2弾とJRE POINT特典チケット

 「マイナポイント」の第2弾を受け、7月に利用者登録と公金受取口座登録をして、8月に15,000ポイントを「JRE POINT」で受け取る。

マイナポイントは「Suica × JRE POINT」で

 2022年は「JRE POINT特典チケット 新幹線YEARスペシャル」が設定され、もともとあったJRE POINTで旅したのが6/4、6/13で、マイナポイント付与分では10/1、10/3の旅で活用。それぞれ日帰りだったが、とにかくありがたい企画だった。

 マイナポイント付与によるJRE POINTはまだ残っていて、「どこかにビューーン!」で使う計画を考えていたが、行先候補が大雪だとどうしようもないので見合せ中。スペシャルな使い方ができるうちにいずれと思っている。


9.鉄道開業150年

 第603話にも書いた通り、2022年は「鉄道開業150年」に当たる年で、筆者なりに周年事業などを堪能した。10/14の「鉄道の日」は京都鉄道博物館で過ごし、10/3には碓氷峠鉄道文化むらを訪ね、気になっていた二つの鉄道施設に行くことができたほか、4年ぶりの開催となった「鉄道フェスティバル」もしかと見物。「懐かしの駅スタンプラリー」(→第588話)、「LEGOスタンプラリー」といった150年記念のスタンプラリー企画、記念事業の一環として発売された「JR東日本パス」を使った旅も有意義だった。

LEGOスタンプラリー「7駅達成賞」(ミニフィギュアとシール)。鉄道開業150年記念にマッチしそうなのは「1号機関車(150形蒸気機関車)」のLEGO模型くらい?
「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」。行程の見直し(指定席の取り直し)などを考慮して、出発日の前日に発券。

 記念切手、記念の書籍なども買ったが、記念きっぷはいろいろ出ていた割には手が出なかった。買わなかったというよりも豪華すぎて買えなかったというのが正直なところ。その代わりという訳ではないが、「新千歳空港駅開業30周年記念入場券」「東急グループ創立100周年記念乗車券」「奥羽本線7駅開業120周年記念入場券」といった別の周年記念のきっぷ類(セット)はせっせと購入した。2023年は令和5年に合わせて、「5.-5.-5」といった5並びの記念きっぷが各社から発売される可能性大。せいぜい買い集めようと思う。


8.フリーきっぷ&フリーデー

 2022年は何だかんだで精力的に旅をした一年だった。その先々でお世話になったのがいわゆるフリーきっぷで、旅先では名古屋市交通局の「地下鉄全線24時間券」(4/11~12)、JR北海道の「Peachひがし北海道フリーパス」(7/11~15)、そして「ときわ路パス」(10/1)、「ぐんまワンデーパス」(10/3)、「叡電・京阪1日観光チケット」(10/15)、「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」(10/21~23)、高松琴平電気鉄道の「ことでん1日フリーきっぷ」(11/4)の7種類を利用。近郊の日帰り旅では、東葉高速鉄道の「夏のおでかけ1日乗車券」(8/11)、埼玉高速鉄道の「第42回たたら祭りハッピーきっぷ」(8/27)、「オータムスーパーバリューパス」(9/22、9/23など)、「いい夫婦ペアフリーきっぷ」(12/8、12/20)、東武の「埼玉県民の日フリー乗車券」(11/14)といった具合。東京メトロの24時間券、都営地下鉄のワンデーパスも2回ずつ使っているので、結構な利用頻度となった。

「いい夫婦ペアフリーきっぷ」と特典のエコバッグ、マグネット。二人同一行程という条件付きだが、二人分(+特典)で580円というのはかなりリーズナブル。

 フリーきっぷはそもそもがおトクな訳だが、さらに上を行く「運賃無料」が企画されることもある。2022年はその機会に三度恵まれた。近江鉄道(10/16)、岡山電気軌道(11/3)、水島臨海鉄道(11/5)の三つ。ありがたい限りである。

 上記について詳述するとそれだけで一話分(または長編)になってしまうので、主に乗り降りに関する記事をご覧いただくということで。(紹介順)


7.トランクルーム一本化、仕分け完了など

 第593話などに記した通り、2022年前半はトランクルーム作業が相変わらず続いていた。想定では6月には大方終わるとしていて、概ねその通りとなり、7月以降はトランクルームに通う回数も減少。ここ何か月かは、ジモティーに出品している件(トランクルーム保管中)の対応で出かける程度になっている。

 3月~5月は第一から第三に移したり、移した分を片付けたりがメイン。2017年3月から借りていた第一の方は5月までで退去した。利用中のトランクルームは、これで2021年10月からの第三のみに。1か所に集約できたことで「何がどこにあるか」もより明確になり、資料関係のアクセスも向上した。

 第一だけだった頃は何でもかんでもそこに突っ込んで資料室の要素はまるでなかった。当時と比べると格段に進化したと思う。

 トランクルームでの片付けを進めていると、雑貨類も「見える化」され、当然のことながら要否もハッキリしてくる。三辺合計が60cm以内に収まるものはラクマ、それを超える品はジモティーで出品することにして、それぞれ一定数の取引ができた。その件数は(過去に出品済みだった分も含めると)、ラクマでは45件(送料を引いた売上は約1.3万円)、ジモティーでは13件(うち9件が買取成立)。成果としてはまずまずだと思う。


6.室内環境向上等

 トランクルームで相応の進展があったとなれば、自宅、自室の方にも動きはあって、何より大きかったのは棚などの移設と一部レイアウトの変更ができたことが挙げられる。

 自室では、第571話の続きを行い、概ね完結。スペースができたことで、リビングにあったCDラックを移したり、カラーボックスの配置を変えたり、手付かずだった案件に目途がついたのは大きい。棚はトランクルームに持って行ったり、逆に運び出したりで転換。新たに棚が必要となればジモティーで探し、自宅用とトランクルーム用で二つずつ調達した。

トランクルーム用の棚の例。搬出入でレンタカーを借りる必要はあるが、現品は無料なのでお安いもの。

 長らく自室でスペースを占めていたシンセサイザー(EOS B500→第597話)は内蔵電池の交換が難しい件などもあって手放すことに。トランクルームに移した後、電子楽器に関心のある方に買い取ってもらった。

 EOS B500があった場所には、7月に買った除湿器が今は置いてある。この除湿器、本来の役目は「スポットエアコン」なのだが、背面からの排熱が高温なものだから室内を冷やすよりは温める方が勝ってしまう一品。その温度を逆手にとって、冬場は暖房器具として使っている。

 片付けの関係で、自室、トランクルームそれぞれで収納グッズや100円グッズもそれなりに購入(古くなった品との交代分を含む)。統一感があった方がいいので、それらは専らダイソーで買うことにし、目当ての品が地元の店舗になければトランクルーム近在の店を当たるなどして、とにかくよく通った。ジッパーファイル、バインダー、書類ケース、ボックスファイル、リビングボックスなどなど。おかげでだいぶ目が利くようになった(と思う)。


5.東京モノローグ25周年=第600話

 おかげ様で2022年9月を以って、当「東京モノローグ」25周年。年に24話ペースを保ってきたため、24×25で600話と相成った。

 500話くらいまでは数として意識できるレベルだったが、600話となると筆者的に異次元。601、602と綴っていくうちに慣れてきたが、600台に入った当初は捉えどころのない感じで妙な気分だった。

 節目を記念してという訳ではないが、第599話からは5話連続でふりかえり系となり、いずれも長めな体裁に。その後も長編傾向が続き、今回も恒例の10大ニュースでこれまた長文・・・次こそはコンパクトな小話でと思うが、どうなりますやら。(^^;


4.県内完乗×3(愛知、栃木、香川)+府内完乗(京都)

 近年の鉄道旅行のテーマは路線の「完乗」。目標として設定しやすいのは、府県レベルでの全線完乗で、2021年は群馬県、新潟県、長野県、宮城県で達成した。2022年もその辺を意識して行程を考え、4/12に愛知県(→第592話)、10/1に栃木県、10/15に京都府、11/4に香川県の4府県で鉄道路線全区間の乗車を果たすことができた。

 これで47都道府県中17都府県で全線完乗というところまで来た。2023年も可能な限り旅に出て、早めに半数超えをしたいものだと思っている。

図書館で見つけた「鉄道完乗のススメ」。共感するところ大だった。

3.北海道5泊6日の旅

 第598話の通り。あのタイミングだからこそ実現した旅というのを改めて実感している。

 北海道では2023年も鉄道の動きがあり、3月末を以って留萌本線の留萌~石狩沼田が廃止に。留萌本線は2016年9月に当時の全区間(深川留萌増毛)を乗車しているので、ぜひ乗り納めにというほどのことはなかったりする。(これを「乗り気」がしないと云うかどうかはいざ知らず…) 鉄道関係は不問で、単に旅行先として北海道に行くのは大いにアリだとは思っている。


2.排水管工事など

 2022年3月、静脈瘤の手術から半年が経ったところで検査してもらい、晴れて完治となった。当の静脈瘤はカテーテルを使った処置だったが、マンションの排水管に付着した瘤やら何やらはカテーテル式でどうにかするというのは自ずと限界がある。
管そのものが劣化してしまった場合はやはり交換せざるを得ない訳で、それがマンションの場合は(状態が悪くない箇所が大勢であっても)一斉に取り替えるのが筋なのだそうだ。

交換するとなれば各住戸の当該スペースに手が入ることになり、壁面などを切断する必要が生じる。手術のようなものである。本棚を動かしたり、クローゼットを空にしたり、手術に備えた空間の確保は一筋縄では行かなかった。予めトランクルームに移したりもしていたため、短期間での高負担というのは回避できたが、いざ工事本番となると更なる余地が必要となるなど少々難儀。それでも始まってしまえばどうということはなく、工事日4日間(3/31、4/1、4、5)は朝9時スタートでいずれも14時台(またはその前に)に終わる段取りだった。

 大変だったのはやはり音。工事は段階的に行われるため、日を追って音が激しくなり、工期終盤に向けて音が離れていく流れで、近づいて来る際はどこを居場所にするか、どこで作業するかを模索することに。一時退避用としてマンションの集会室に作業用スペースが設けられたので、そこで席を確保し、PCを持ち込んでという時間もあった。利用した日数は5日ほど。古い管を撤去する際は切断したりドリルを使ったりの音がとにかく凄いので、前半の工事日はレンタカーを借りてそこを待機場所にした。(ちなみに2022年のレンタカー利用回数は、地元分が6回。6回目のあれこれは第597話の通りである。)

 工事終了後は、表向きは何事もなかったように復元(またはリニューアル)されているが、壁紙や床材を剥がせばもちろん切った痕跡が出てくる。もっとも次にそうした跡にお目にかかるとすれば大々的にリフォームする時とかに限られるため、普段は気になることはない。気にしないという前提で、あとは棚などを戻せば完了となる。家具等の配置転換はその一環で取り組んだため、割と楽だった。

工事3日目、交換済みの排水管に「巻き物」を施した状態を撮影。クローゼットの壁面はこの後板張りがされ、新しい壁紙でコーティング。美装になった。

 2021年のトランクルーム(最大で第一~第三の3か所)にまつわる一連の話は、この工事もきっかけの一つ。特に第二(2021年5月~11月)については、自室などから運び出した品々の保管、仕分け、減量にとフル活用だった。第二なくしては成り立たなかったであろう作業、そして工事。第三への橋渡しといった点でも実に意義深い存在だった。

 そんなこんなで一段落すれば、今度はトランクルームから自室に戻す分も出てくる。その結果、トランクルームにゆとりができるとまた違った品々の保管や仕分けが可能になり、要る・要らないも明確になるという次第。

 世間一般では大した話ではないかも知れないが、これらの件は筆者としては一大トピック。自室、トランクルームともに今は良好である。


1.秋の長旅・日帰り旅

 第604話から第606話にかけて書いてきたように、2022年の10月、11月は「旅行の秋」だった。泊まりがけの旅は、二人旅が10/14~16、11/3~5、11/13~14の3回、一人旅では10/21~10/23があって、新幹線利用の日帰り旅が10/1と10/3の2回・・・日数にして13日。結構なペースだったと思う。

 きっかけは鉄道イベントだったり、JRE POINTだったり、運賃無料デーだったり様々だが、全国旅行支援も大きかった。適用対象になったのは、秋田県での宿泊分(10/21~22)、香川県宿泊の旅行商品分(11/3~5)。一人当たりの割引額は合わせて16,000円余りで、これに現地で使えるクーポンを宿泊日数分(3,000円×3=9,000円)発行してもらえたため、かなりおトクな旅ができた。

「あきたびクーポン」(1,000円×3)
「新かがわ割クーポン」(1,000円×6×二人分)

 2023年も「今だけ」感のある制度や特典はできるだけ駆使して、意義ある旅を続けようと思う。


 本年が皆様にとって「夢叶うさぎ」な年になりますことをお祈り申し上げます。

夢叶うさぎ@戸越八幡神社

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