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第570話 ネット上での手続き等における「べからず」七選(2021.6.1)

 インターネットを使った買い物や予約は今や日常。日常かつ当たり前であるが故に、不完全さや不確実さがあると「!」とか「?」の元になる。それもまた日常のうちと言えるが、一定頻度で遭遇すると「ちょっと待てよ」となるのは致し方ないところ。

 今回は、久々の「べからず集」として、そんなネット上のあれやこれやを綴ることにした。普段よく使っているサービスは除き、一応 “https://” で始まる然るべきサイトでの手続き面等での実例に沿っての七選(順不同)。提供する側、利用する側、ともに注意したいところだが、はてさて…


確認用メール、確認できず

 サービス利用時にアカウント登録が必要な場合、本人確認のための確認用のURL(または仮URL)が届き、それをクリックすることで登録用のURLが通知されるのが今は主流と言っていいだろう。確認用のメールを確実に届けるためには、メール発信元のアドレス(またはドメイン)を予め知らせておくというのも今や当たり前のようにも思うが、それが抜けているケースがままある。

 受信拒否の設定をくぐって無事に届けばいいが、そううまく行くものでもない。長らく待っても確認用のメールが来ない・・・で、断念する場合も。機会損失の典型だと思う。


連絡先番号が変換?

 ネット上で希望の利用日時で予約を入れると、「仮予約受付完了メール」が届き、追って電話で確認が入って本予約という流れのサービスもある。

 その業者のサービスは時々利用しているので、連絡先の電話番号が複数ある場合(例:予約時、利用中)はそれらが混同されてしまうことは可能性としてはある。が、過去に記載した番号にかけるというのはちょっと違うような… 予約時に入力する電話番号が基本の筈なので、直近の予約ではその旨を併記。で、かかってくるべき番号の方に確認の電話が来て、ひと安心となった。今後は(多分)大丈夫だと思う。


配信停止のリクエストが利かない

 一括見積のサービスがある。諸条件を入れて見積をかけると、複数の業者から程よいタイミングで回答のメールが届くというのが主な機能。熱心な業者からはメールと前後して電話も来るので、条件を詰めるのも容易だし、その後のメールのやりとりで確定という段取りも可能で、便利なサービスだと思う。

 欠点としては、①同じ業者でも複数の支店からそれぞれの案内が届く、②一定間隔で似たような案内が次々と届く(時間を追うごとに見積額が下がるパターン)の二つが大きく、それらを止めるべく配信停止のコマンド(または指定メール)を送ってもそれが利かないという更なる難点がある。停止が利くまでに時間を要するといった旨の注記はあるが、それでもなおという印象。

 成約後に一括見積のサイト上で改めて停止をかけたりして何とか収まったというのが正直なところ。業種によって違いが出るサービスかも知れない。


(上から順に)確認用URLの文例仮予約+電話の案内メール配信停止の例

入力した内容が伝わっていない

 一括、個別を問わず、見積をお願いする際には、ある程度具体的な条件を提示する必要がある。その辺りはきちんとやっているつもりなのだが、業者によっては入力した内容がきちんと伝わっていなかったり、メールや電話で補足しても通じていなかったりというケースがままある。

 荷物の運搬について大手某社に見積を頼んだ際、現場・現物を見て云々という話だったので、来客用駐車場を予約しておく旨を伝えておくもこれが見事に空振り。近隣のコインパーキングに駐車してきたというので、突っ込んで尋ねてみると、前のお客のメモ欄にその件が出ていたのだとか。大手だからコインパーキングでも構わないのかも? 否、大手であるならなお、細かいコスト意識は持ってほしいものだと思う。ともあれ、凡ミスは凡ミス。その業者に頼むことはなかった。


ネット→リアル・・・手続きが重複

 買い取ってほしい本や雑誌などがそれなりにあるとする。店舗に持ち込み、その場で査定してもらって、そこそこの成果を得るという手が日常的だが、無駄足にあることも多々。今は便利なもので、そうならずに済むサービスというのがちゃんとあって、ネット上で検索することである程度の選別が可能、かつ概算を把握することができる。いわゆるオンライン査定である。

 見積が返ってきたら、(ゼロ査定の分などを外した上で)店に持って行くか、指定の宛先に送付するかが選べる。送る場合は所定の送料、手数料を要するので、多少面倒でも店に持って行くのが早道。実際の状態を見て改めて査定が入るので、当初の見積通りにはならないのは売る側としても了解済みだが、その辺りを双方で確認する上でも店に行くのがいいということになる。

 サービスとしては悪くない訳だが、ネット→リアルで査定などの段取りが二重になってしまうのが悩ましいところ。オンライン査定ではアカウント登録後に、身分証の画像を送る件があり、店頭でもメンバーズカードの作成が買取の条件になっていて、その際に身分証が求められるという点でも二重構造。オンライン査定をせずに臨むというのも手だが、点数が多い場合は予めオンラインでというのが推奨されている。よくできたサービスと考えるのがよさそうだ。

リアル店舗に持ち込んだ際の控え。右上が当初の査定(合計欄)で28点、3,102円。リアル査定を経た結果、19点、2,021円になった。奇しくも今年(西暦年)と同じ額。

ネットとリアル・・・手続きの行き違い

 毎月一定額を支払う必要があるサービスをネットで申し込む場合、主流はクレジット決済だが、中には銀行口座からの引き落としというのもある。

 もともとの手続きがネット上なので、「インターネット口座振替契約」というのも可能になっていて、一応それをクリアし、その後の所定の手続きもオンラインで進めて契約完了・・・と思っていたら、後日、口座振替依頼書(ペーパー)が郵便で届き、はて?となる。

 メールで問い合わせたところ、ペーパーの方は無用との返事。返信用封筒も送ってもらっていたが、それらを含めて先方の事務的な手間は帳消しとなった。いろいろな意味でもったいない一件。封筒は別件で使わせてもらおうと思う。


案内されている手続きが選択できない

 口座振替をオンラインで手続きした後に控えていたのは、初期手数料の決済に関するものだった。こちらは引き落としではなく、クレジット決済が可能な旨、事前の案内に出ていたのでその選択肢が出てくるものと思いきや・・・それが見当たらない。選択できたのはコンビニ払いのみ。その場合、コンビニでの支払いを終えてその情報が先方に届かない限り、契約が完了しない。それでは困るということでフリーダイヤルで問い合わせると、クレジット決済用のURLが送られてきた。オンライン上の手続き画面がどうやら複数ある模様? 何はともあれ予定期日に間に合う形で契約成立となり、今は存分に利用させてもらっている。


 第60話以降、15話ごとを基本に書いてきた「べからず集」。第540話に続くところで周期がずれてしまったが、今後は30話ペースでお届けしようと考えている。(次は第600話ということに・・・どうなりますやら)

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