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第633話 ANAからの青春18きっぷ旅2024(2024.1.15)

 第632話の文末に記した通り、年明け早々旅に出た。旅は羽田✈松山を皮切りに、青春18きっぷでゆっくり帰って来るという行程だったため、飛行機が飛ばないことには成り立たないところだったが、何とか欠航にならず概ね予定通り。1/4~1/8、4泊5日の二人旅(一部は一人旅)だった。

 大地震と空港事故があった後だっただけに、前日まで何とも言えない観はあった。運よくとか辛うじてとか、運航か欠航かの件を含めて、今回の旅は「〇〇だったが◎◎」という要素が何かと多かったことは確かである。

 という訳で、それらを列挙する方がダイジェストにもなるし、書きやすいというのもあって、日時順に16件をピックアップしてみた。旅行記スタイルではないのであまり参考にならないかも知れないが、ひとつご高覧のほどを。


1.いきなり上野東京ラインが乱調、それでも予定していた京急の空港行き急行に間に合う

 松山行きのANA585便は羽田9:25発。それに間に合うように上野東京ラインで品川をめざしていたら、宇都宮線でのアクシデントにより、ダイヤ乱れが発生。旅の出足を挫く感じではあったが、上野駅で常磐線系統の上野東京ラインへの乗り換えができ、それで何とか品川に辿り着く。品川からは京急の羽田空港第1・第2ターミナル行きの急行に乗ればOK。予定していた8:23発に乗ることができ、8:46に終点に着いた。一本遅れていたらさすがにギリギリ。アクシデントは御免である。

一時はどうなることかと思ったが、何とか羽田空港行き急行に間に合う。空港までは20分余り。

2.いろいろあったがANAの松山行きは運航、機体もアップグレード?

 前日(1/3)のANA585便は欠航だった。1/4(木)は運航確定でひと安心だったが、「使用機到着遅れ」などがあって搭乗口が変更になったのをはじめ、出発時刻も10分刻みで繰り下げに。飛行機が動き出したのは9:55頃で、離陸したのはそこからさらに30分余り経った頃合いだった。C滑走路が使えなくなっていたことで離陸待ち15機の状態から待機していたためで、その待ち時間の長さにはさすがに驚いた。

 もっとも「スーパーバリューセール」でおトクに利用させてもらっている上、飛ぶか飛ばないかの中で運航の運びとなったのだからとやかく云うには及ばない。使用機についてはもともとなのか否かは不明だが、各席にディスプレイが付いたタイプで、フライト状況のほかに音楽や映画なども楽しめるものでありがたかった。アップグレード扱いだとしたら、尚のこと不平不満も何もあったものではない。

第2ターミナルの出発便案内。松山行きの搭乗口は当初58番だった。
その後、搭乗口は58→61に変更。出発時刻も変わった。
10:30過ぎ、羽田空港上空。最右がC滑走路。火災で路面が黒くなっているのがわかる。その黒の先には事故機の残骸も。

3.到着が遅れ当初予定が狂うも、JRの松山駅には早く着く

 かくして松山到着は11:00→11:40に。当初予定では11:20発の路線バスでホテル近くまで行き、ホテルで荷物を預けてからJR駅へというのを考えていたが、これが不成立となったことで別のバスでと相成った。ホテルに寄るのは断念し、せっかくなのでいわゆるリムジンバスで松山駅へ直行。思いのほか早く駅に着き、余裕を以ってお昼をとるなどができた。

松山空港の到着機案内。羽田発の便は11:00→11:40に。遅れはしたが1月4日=「いよ」の日、伊予の旅がいよいよスタート。
リムジンバスも羽田便に合わせて発車時間を調整していたようで、時刻表にはない12時過ぎの便(道後温泉行き)でJR松山駅へ。12:15には着き、その速さに驚く。(運賃は700円)

4.下灘駅が大にぎわいで驚いたけど、とにかく来駅

 松山13:02発の普通列車で、予讃線を西へ。愛媛県内で残っていたJRの未乗区間をクリアした後、この日のお目当てだった下灘駅に向かい、ホームや駅周りで過ごす。鉄道利用でない訪問客がとにかく多いのが今の下灘駅の現状。海を背景に静かな佇まいを見物、撮影できることが当駅のポイントの筈だが、こうギャラリーが多いとそれどころではなく、単なる観光スポットという感じだった。

 何はともあれ来駅は果たせた。次にもし来るとすれば当駅での停車時間を設けた観光列車でとか? あえてレンタカーで来るのもいいかも知れない。

海に「近かった」駅、下灘駅。ギャラリーが多く撮りづらい中、16:20発の松山行きを何とか撮影。

5.長浜大橋へのルートを間違えるも、伊予灘の夕日はバッチリ

 下灘駅で次の松山方面の列車を延々と待つよりは西へ東への行きつ戻りつで他の駅を訪ねるのがよかろうということで、西に三つめの伊予長浜へ。駅から1kmも歩けば国の重要文化財、かつ全国で唯一の「道路可動橋」の長浜大橋(愛称「赤橋」)に出られるというので行ってみることにした。

 急遽思い立った件につき、地図がいま一つ頭に入っておらず、結果的には遠回りに。その代わりと言っては何だが、伊予灘沿岸に先にアクセスできたことで日没間際の夕日を拝めたのは幸運だった。当の長浜大橋はその岸壁付近からはまだ距離があったので、橋全体が眺められる場所まで行ってそこから駅に戻る感じに。幾分あわただしい長浜観光だった。

伊予灘には夕日が似合う(1/4、17:09頃)
跳開橋とも開閉橋とも言われるタイプの長浜大橋。道路橋でのこのタイプは全国唯一なのだとか。あいにく中央部が工事中だった。

6.伊予市駅の昭和モードに唖然とするも、とにかく伊予市の中心地には来た

 伊予長浜から再び下灘を経由して予讃線の伊予市へ。駅名の通り、愛媛県伊予市の中心駅だが、良くも悪くも昭和然としていて、古びた印象が強かった。バリアフリー設備はなく、駅設備も旧態。特急停車駅だが、来たる3月のダイヤ改正では終日無人化になってしまうというのがまた何とも… ともあれ同市の中心地に足を踏み入れることはできた。

伊予市駅。跨線橋を通って駅舎(出入口)側に出る訳だが、階段オンリー。

7.松山市駅周辺の飲食店が意外と少ない件・・・駅自体は実に立派

 伊予市駅の向かいには伊予鉄道の郡中港駅がある。そこから伊予鉄道に乗り、松山市の中心地に近い松山市駅へ。過去に当駅を経由する電車に乗ったことはあるし、路面電車で駅前に来たこともあったが、駅で下車したのは今回が初めてだった。ここに来れば夕食をとる店で苦労することはないだろうと思いきや、駅近のアーケード街(銀天街)を含め、めぼしい飲食店がなく拍子抜け。最終的に駅前の鯛めし店に救われる恰好になったが、いやはやである。駅そのものはこの通り(立派!)。隣接のいよてつ高島屋のレストラン街に足を運ぶことはなかった。

松山市駅。左の建物が「いよてつ高島屋」。高島屋屋上の大観覧車「くるりん」も観光スポットの一つ。

8.乗継割引や一日乗車券(紙券)はないけれど、200円で大回り乗車ができる路面電車

 旅の初日は18きっぷを使わず、伊予鉄道の「1Day Pass」(1,900円)などで松山市内を周遊するプランも考えていたが、折悪しく紙券(スクラッチ式)のパスは2023年末を以って廃止に(→参考。「モバイルチケット」化されてしまったため、そのプランは見送らざるを得なかった。

 同じ伊予鉄道であれば、郊外電車(鉄道線)と市内電車(路面電車)との間で乗り継ぎ割引とかがありそうだがそれもなし。おトクに伊予鉄道を利用する手立てがこの時の筆者にはないのが残念ではあった。だが、市内電車に限れば「環状線」というありがたい系統がある。時間さえあれば、松山市駅~上一万~古町~松山市駅(または逆ルート)という大回り一周も可。一回200円で、松山城をひと廻りする感じの周遊ができるのは悪くない。1/5(金)、筆者はホテルを早めに出てこの大回りにトライ。南堀端から環状線2番(反時計回り)で大手町駅前まで乗った。乗車時間30分余り。楽しい周遊だった。

ホテル近くの南堀端電停から市内電車に乗車。7:39発の環状線(大街道まわり)に乗り、大手町駅前まで。環状線をほぼ一周した。

9.横河原駅と横河原停留所との微妙な距離感・・・少しわかりにくかったがバスに乗りさえすれば西条まで楽々

 大手町で市内電車から郊外電車へ乗り換え、伊予鉄道横河原線の終点、横河原へ。横河原到着を以って伊予鉄道は完乗となり、同時に愛媛県内の鉄道路線も全線達成と相成った。その横河原からは伊予鉄バス(or せとうちバス)の「新居浜特急線」が出ているというので、これで予讃線の伊予西条駅まで行くことに。バスは松山市駅が起点だが、所要時間では電車に分があるというのもあって、今回の乗り継ぎを選択した。

 事前に調べてあったので迷わずに済んだが、駅とバス停とは少々離れているのが注意点。停留所の名称が横河原駅前ではなく横河原というのがヒントと言えばヒントだが、予備知識がないと難度高めかも知れない。

 とにかく松山から伊予西条まで普通列車で行くと(途中駅での停車時間が少ないパターンで)100分余りかかる。伊予鉄道+バスの場合は所要時間のみで約90分。この日は伊予西条に早めに着きたかったこともあり、筆者としては正解ルートだったと言える。

伊予鉄道の横河原駅からわかりやすい道を通れば200m余りでバス停(横河原)に出る。近道(裏道)だと150mほど。
高速バス仕様の新居浜特急バス。市街地を経由するためか、9:38発のところ7分遅れ。車内は至って快適、道中の景観もなかなか佳かった。

10.北館と南館に分かれる四国鉄道文化館・・・行ったり来たりになるが出入り(再入場)自由なのがありがたい

 18きっぷで松山から伊予西条に行こうとすると、7:49発→9:41着とか、9:36発→11:45着とかでちょうどいいのがなかった。バスで西条入りしたことで、かねてから訪ねようと思っていた四国鉄道文化館での時間を確保。同館では相応の収穫を得た。バスは西条駅前10:35着のところ4~5分遅れではあったが、次に乗る高松行きが12:38発だったので滞在時間は約2時間。四国鉄道文化館は、線路を挟んで北館と南館に分かれているので、両館の行き来で多少のロスはあるが、入場券を提示すれば何度でも出入り自由という点では実に便利・・・この日は北館→南館→北館の順で見学し、両館合わせて約100分ほどを過ごした。

 コンパクトながら、要所はしっかり押さえた感じの四国鉄道文化館。余念なく見学できたが、よりじっくりという向きには各館1時間は必要だろう。年始特典のカレンダー(アンパンマンメインキャラクター+アンパンマン列車デザイン)もいただけてコスパ的にも上々。ぜひ訪ねたい施設だと思う。

四国鉄道文化館南館の外観。フリーゲージトレイン(軌間可変電車)「GCT01-201」が目印。
予讃線を挟んで北側にあるのが北館。北館と南館は共通入館料(大人300円)が必要だが、北館隣の十河信二記念館(写真左の建物)は入場無料。記念館の見学時間は今回はとれなかった。

11.数分間停車する駅がいくつもある予讃線普通列車・・・時間はかかるが降りて乗っての楽しみがプラス

 伊予西条からは普通列車でひたすら東へ。細かい時刻を把握していなかったので、運転台でタイムテーブルをチェックしたところ、次の中萩で早速3分の停車時間(12:44-47)があり、その後も新居浜、多喜浜、箕浦、観音寺と最低数分間停まる駅が複数あることがわかった。観音寺から先も同様で、多度津では14:51着-15:02発とトイレ休憩を兼ねた形での長めの停車も。そんな訳で次に降りる予定だった丸亀には15:08の着。伊予西条を出て2時間半が経っていた。特急「しおかぜ」の場合、両駅間は1時間ちょっとなので、普通列車の鈍行ぶりがわかる。乗降したことのない駅をいくつか訪ねることができたのはちょっとした成果である。

観音寺駅の近距離きっぷ運賃・料金表。伊予西条から普通列車で80分ほどを要した。観音寺から丸亀までの乗車時間は50分余り。停車時間中に駅の外に出ることができたのは、観音寺のほか、中萩、新居浜、箕浦、本山、高瀬、多度津・・・得るものは少なくなかった。

12.丸亀駅周辺で名物のうどんをいただける店が意外とない件・・・何はともあれ丸亀は来訪

 かくして丸亀には来た訳だが、時間が時間だったこともあって、うどんや骨付鳥関係で営業中の店は駅近にはなく、早めの夕食プランは見送りに。駅前から丸亀城が望めるといった観光要素もなかったので、早々に切り上げて宿泊地の岡山へ急ぐことにした。

 当ては外れたが丸亀市に降り立つことはできた。市内の鉄道駅はJRと高松琴平電鉄でそれぞれ2駅あるが、いずれも通り過ぎるばかりでホームに立ったり駅の外に出たりということは過去になし。何はともあれの丸亀である。

丸亀駅下車を以って、丸亀市初上陸を果たす

13.徐行区間が多く総じてスローな因美線・・・その分、名駅舎や沿線風景を満喫

 1/6(土)は二人旅ではなく、宿泊地で合流するまでは別行動。筆者は岡山県、鳥取県の未乗区間をこなすべく、岡山~津山~鳥取~豊岡のルートでローカル線の旅に興じた。津山までは快速「ことぶき」でスピーディーな感じだったが、その先の因美線区間は傾斜地、カーブ、トンネルが多く、必然的に徐行も多め。時速20km前後で走る場面も少なくなく、よりスロー感が高まる。ゆっくりでありがたいのは、沿線風景を堪能できることに加え、古びた駅舎を到着前と発車後に観賞可能なことだろう。本数のあまりの少なさ故、途中駅での行き違いなどもなく、ひたすら終点に向かう列車だったが、津山~智頭(41.5km)を約70分というのはいかにも…である。

 智頭から先の因美線は乗車済み。智頭到着を以って、同線は完乗となり、あわせて岡山県の鉄道路線も全線乗車を果たす形となった。

(因美線)美作河井~那岐の徐行区間走行中の速度計など。県境の長いトンネルを越えるとカーブが続き、このように時速20kmを切る時も。

14.郡家駅でのJR→若桜鉄道の接続がいま一つだったけど、見どころ豊富な若桜鉄道

 智頭からは鳥取行きに乗り換え、途中の郡家で下車。当駅からは若桜鉄道(旧国鉄若桜線)が出ているので、その往復に臨む。小雨だったり寒風が強かったりというコンディションだったが、ここまで来れば上々。ただし、郡家での両線の接続がいま一つの時間だったため、約1時間待つことに。1/6は若桜鉄道の1日乗車券の一つ「親子きっぷ」(760円)が半額になるキャンペーンの初日。大人単独での利用もでき380円!というのは実にありがたく、これを駅舎内の観光協会窓口でとりあえず購入した。

 1日乗車券さえあればどこから乗ってもどこで降りてもいい。空き時間を活用すべく隣の八頭高校前まで歩き、そこから乗ることにした。14:28発で終点の若桜には14:58着。同線は駅舎や橋梁など国の登録有形文化財に指定されているものが多く、とにかく目が離せない。往路は進行方向右、復路も同じく右の席に座り、両側の車窓をしっかり見て撮ってという体勢での乗車となった。(参考→登録有形文化財23施設

 途中駅もさることながら、構内や駅舎で見るべきものが多いのはやはり若桜駅だろう。今回は予習というか下見と弁え、またじっくり訪ねようと思った次第。ひとまず若桜鉄道で若桜→郡家(復路)と乗り通したことで、鳥取県内の鉄道路線も完乗の運びとなった。

JRと若桜鉄道の共同駅、郡家。左が智頭から乗った鳥取行き(13:29発)、右が約1時間後に発車する若桜鉄道の若桜行き(14:26発)。
若桜駅駅舎内部。かの水戸岡鋭治氏の手により瀟洒なデザインになっているのがポイント。駅舎本屋、プラットフォームをはじめ、物置、番所、車庫、転車台、給水塔など、ありとあらゆる設備等が文化財に指定されているところがまた当駅の見どころ。折り返しの時間では到底足りない。
若桜駅からの復路は観光車両「八頭号」で。郡家から先、因美線に乗り入れ鳥取まで乗車。乗車時間は約45分・・・アップグレード感のあるプチ旅ができた。

15.大阪駅のホーム長に改めてビックリ・・・おおさか東線の地下ホームまでが遠く1本乗り過ごすも「うめきた地下口」をしかと見物

 1/7(日)は大阪までは二人旅。細君は大阪駅で下車、筆者は大阪始発のおおさか東線に乗り換えて奈良方面へという段取りだった。新快速で大阪に着いたまではよかったが、降りたのはホームの東側。おおさか東線は西の端からアクセスする地下通路などを経由する必要があったので、とにかく長々と歩く展開に。予定では12:28着-35発だったが、地下通路の道中で断念モードに・・・次は12:50発というのはわかっていたので無理はせず、18きっぷ提示で最新鋭の「うめきた地下口」改札を通り、付近をしかと見物することにした。

 15分ずれたことでこの後の行程も要見直しに。大阪~久宝寺~奈良~三輪~のプランを大きく変更し、大阪~久宝寺~王寺~和歌山とした。おかげで翌日は難度高め区間がなくなり、楽な感じに。何が奏功するかはわからないものである。

うめきた地下口改札。右の「顔認証改札機」は「ゲートレス改札機」とも称される。展示会場でのデモンストレーションのようにも見えるが、実運用中。

16.法隆寺駅から見えなくなってしまった五重塔など・・・法隆寺の最寄駅に来た意義はあり

 最終日の1/8(月・祝)は始終一人旅。前日のプラン変更により、和歌山を起点に、阪和線、大和路線、桜井線、奈良線などを乗り継ぐルートでの長距離移動となった。

 予定変更により多少の余裕が生じ、かねてから下車してみたかった法隆寺駅での降り乗りが実現。9:07着-22発と短めながら、世界遺産の最寄駅を訪ねることができた。残念だったのは駅コンコース北側から見える筈の法隆寺がマンションに阻まれて望めなかった件。コンコースの案内所で法隆寺の入口までは駅から約1.6kmとの話を聞き、そう遠くないことはわかった。遥拝ではなくきちんと現地へ行く可しという話なのだと思う。

法隆寺駅北口駅舎。2階コンコースの窓からの眺めについ期待してしまう訳だが…
直方体のマンションが建ったことで、五重塔などが見えなくなってしまったとの話(を案内所で聞く)。

その他の「思いがけず」なネタ

肱川河川敷から見た大洲城

1/4、松山から伊予大洲に向かい、次の列車までの時間を肱川河川敷に行くなどして過ごした。肱川を一望しつつ、大洲城をズームで撮るとこんな感じ。なかなかの美築だと思う。(城まで直線距離で500m超の地点から撮影)

イルミネーション 岡山&和歌山

1/5、イオンモール岡山とその付近のイルミネーションを撮影
1/7は、日没後のイルミネーションを和歌山駅前で観賞

あべのハルカスを見上げる

1/8は、和歌山から天王寺経由で奈良方面へ。天王寺での乗り換えの合間にフラリと外に出てみるとそこは「あべのハルカス」の直下。麻布台ヒルズがオープンする前までは高層ビルで日本一の高さを誇った建物だが、2番目であってもその迫力は格別。その高さを体感しに行きたいものだが、いつになるやら…

三輪駅「参道臨時改札」

1/8、奈良から桜井線に乗って三輪へ。「大和国一之宮 三輪明神 大神神社」の最寄駅だけあって、初詣客はなお多く、普段は使われない「参道臨時改札」が開いていた。桜井方面ホームの北側にある改札口で、降車専用。下車した際、都合よく当改札側だったので一礼の上、利用させてもらった。

垂井駅の雹!

米原から多くの帰省客で混み合う列車に乗って30分弱。大垣の手前、垂井で降りるとホームには「雹」が散らばっていてビックリ(というかヒョー!)。

笠寺駅の新快速臨時停車

大垣14:41発の新快速で豊橋方面へ。当初は金山で降りるつもりだったが、その先の笠寺で臨時停車する旨のアナウンスがあり、面白そうだったので臨時で降りてみた。珍しい運用には違いないが、あとで調べたら駅西側にある「日本ガイシホール」でコンサートがあり、その観客向けの対応のようだった。時刻表に載らない扱いだが、ホーム係員に訊ねると15:25着とのこと。3分遅れだった。

 2023年は羽田✈熊本からの18きっぷ5日間の旅を敢行した。今回の旅もそのパターンを踏襲した訳だが、ひとまずやりきった感はある。次にもしチャレンジするとしたら、南紀白浜空港、出雲空港あたり? 未乗区間との兼ね合いを考え、機会があればプランニングしようと思う。

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