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第569話 「あっ」となった件×6(2021.5.15)

 宣言が出たり延びたりというのも見方によっては驚くべき話かも知れない。だが、宣言云々以前に、日常において「あっ」となる件はいろいろとあるもの。それらをまとめればちょっとしたネタにならないこともない。

 今回は、そんな「あっ」を軽くご紹介しようと思う。


ゆで卵か温泉卵か

 ガストの洋風モーニングメニューのうち、最もベーシックなのが「トースト&ゆで卵セット」。これにミニサラダを足してちょっと優雅な感じで朝を過ごそうとしたのだが… ゆで卵の殻をむいてみるもツルっとした白いのが出てこないので「?」となり、これはもしやと思い、殻をある程度外したところでサラダの器に中味を投入。案の定、半熟様の卵が出てきた。いわゆる温泉卵である。

 店員さんに尋ねると、ゆでと温泉をトリ違えたとのこと。改めて正規の品が供され、割ってみると今度は間違いなく「ゆで卵」だった。かくして、ミニサラダには温泉卵(税込87円)が加わり、より豪華な一皿に。ありがたく頂戴した。

トースト&ゆで卵セット+ミニサラダ。卵は見た目では「ゆで」か「温泉」かは判別つかない。
最初の「温泉卵」はサラダとセットに。手前の「ゆで卵」は別途いただく。「たまたま」な一件と相成った。

日本規格協会の一冊

 「SDGs」(持続可能な開発目標)に関しては、来るべくして来たという感じもあれば、またいつもの流行語パターン?という印象もあって、思うところいろいろな筆者。地元の図書館で「SDGsをISO14001/9001で実践する」と題する一冊を見つけ、これなら基本が押さえられると読み始めたのだが…

 ゴール14「海の豊かさを守ろう」に続く、ゴール15の見出しを見て「あっ」(というか「あれれ?」) 「海の豊かさを守ろう」となっていて驚くことに。正しくは「陸の豊かさも守ろう」なのだが、第1章でこれではどうもその先も怪しい。

 日本規格協会の本であってもこういうことはある。ゴール16に倣うなら、「校正」をより万全にといったところだろうか。

「海の豊かさを守ろう」×2
良書だとは思うが、読みにくい一冊ではあった。
4月25日の積乱雲(一部)。右の白い円形は月。

宣言初日の積乱雲

 4都府県対象の緊急事態宣言初日。4月25日は概ね晴れてはいたが、雲行き怪しく、宣言期間の動向を暗示するようだった。18時過ぎ、東の空を見ると巨大な積乱雲が。その大きさに「あっ!」となる。

4月にこうした雲が現われるとは…

 大雨に見舞われそうな予感はあったが、結局降らなかった。


まさかの「イーストアイ」

 新幹線用の検測車両「E926形」というのがあって、東北新幹線、上越新幹線などを時々走っている。JR東日本の所属なので、愛称は「East i」(イーストアイ)。そうそうお目にかかれる車両ではない。

 5月6日は、そのイーストアイを偶然目にして「あっ」。室外で片付けなどをしていたら、見慣れない新幹線車両が通って行ったのでピンと来た。東京か上野で折り返す筈だから、今度は下りが来るだろうということで待機。12時過ぎに通過し、動画で撮ることができた。

5月6日、「East i」新潟行き

 この日は、仙台~東京~新潟~上野~金沢といった行程だったようで、翌日も金沢~東京~仙台を走った。このパターンでの検測は、5月12日・13日も行われ、26日・27日にも予定されている。次は場所を変えて、より至近距離でと思う。


近場のバラ

 旧古河庭園、都電荒川線沿いなど、比較的近場にバラの観賞スポットがいくつかあるが、徒歩圏内となるとなかなか。だが、赤羽に隠れた名所を見つけ、思わず「あっ」(というか「えっ?」)。5月6日の夜のことだった。

 エリーズカフェという隠れ家的な店がその舞台。毎年こうなっていたのかも知れないが、近くを通ることがなかったためかご縁がなかった。地元における新たな発見・・・知らない名物、名所、まだまだありそうだ。

 バラバラではなく、群生するような咲き方がまた独特で、素晴らしい。シーズン中はできるだけ足を運び、堪能しようと思う。

5月6日の「夜バラ」。店頭には「ROSE FAIR」との掲示も。
日中に撮るとこんな感じ(5月8日撮影)。バラけていないがバラはバラ。

高輪橋架道橋下区道の圧

 泉岳寺駅を出て、芝浦方面に行こうとすると、山手線、京浜東北線、東海道本線などを越える必要があって難度は高め。線路が東西を分かつ恰好になっている訳だが、辛うじて「高輪橋架道橋下区道」というのが線路下を通っていて、一応行き来ができることになっている。

 当地を初めて訪ねたのは1987年12月のこと。当時は線路下の出入口に来ると、暗い道がひたすら延びていて、まずびっくり。入って行くと、頭の高さがスレスレな状態が長く続く感じでさらにびっくりという状況だった。車高制限はもちろんあったが、クルマの通行も可。いろいろな意味で驚かされる道だったのを憶えている。

 そんな名物道路も、高輪ゲートウェイ駅周りの開発に伴い形を変えることに。通り納めになりそうだったので、5月9日に出かけ、往復してきた。

 山手線、京浜東北線などが東にシフトしたことで、線路跡地の手入れが進み、道路の西側(約100m)は半地下のような状態に。頭上の注意を要するトンネルのような区間(約130m)は、シフト後の山手線、京浜東北線の線路部分から東側になった。

中央の点線部分が「高輪橋架道橋下区道」。西の高輪、東の芝浦を結ぶ貴重な一本。(→現地地図
下りカーブを進んだ先が線路下の通路
山手線内回りの下から先が頭上注意区間
頭を多少下げる感じで前へ。奥は芝浦方面。

 それほどの距離ではないが、その圧迫感はやはり「あっ」(または「圧!」)の世界。トロッコ列車を走らせて、アトラクションにしてもよさそうな通路だと思うが、そういう計画はないようで…

こちらは芝浦側の通路出入口。やはりカーブしている。
高輪橋架道橋。東海道新幹線の下はこんな具合。
今度は高輪側へ。歩行者、自転車通行者は少なからずいたが、概ね閑散。誰もいない状態で撮るのは十分可能だった。
かつては全面的にトンネル状だったが、線路がシフトした後、西側半分は一部開放的に。線路の桁が露出し、鉄道遺産のような態になっている。

 高輪橋架道橋下区道の東側に出ると、東海道新幹線がそこそこ見える。記念に下り列車を撮ろうと待ち構えていたが、13:15頃に撮った後がとにかく来なくて驚くことに。次が来たのは何と18分後だった。新幹線の運転本数が減っているのは承知の上だったが、まさかこれほどとは。現実を実感した待ち時間だった。

「のぞみ35号」(東京13:09発)通過中
その次は「こだま729号」(東京13:27発)
こちらは「品川開発プロジェクト」の3街区付近の様子。フェンスで囲われた一帯はいずれ更地になる予定ということで、これまた「あっ」と驚く一件。手前の白い建物「セブンスターマンション高輪」から、右に続くビル(見える範囲で計四棟)が解体を控えている。

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