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第596話 六月の猛暑日(2022.7.1)

 まさかまさかの梅雨明け、そして猛暑日の連続。

 昨年(2021年)の6月は、25日:27.5、26日:28.4、27日:26.7、28日:29.6、29日:28.4、30日:23.1・・・というのが東京基準の最高気温だった。

 当然だが、この間は雨や曇りが基調で、梅雨の只中。今にして思えば何と過ごしやすかったことか。

 一転して2022年は、25日:35.4、26日:36.2、27日:35.7、28日:35.1、29日:35.4、30日:36.4・・・単純に前年比で言えば、6/27は9℃の差で、6/30に至っては実に13.3℃もの開き。記録的なことがよくわかる。

 思い返すだけで暑くなるが、こういう年もなかなかないだろうから(と信じたい)、連続猛暑日をどう過ごしてきたか、軽くまとめておこうと思う。(後々「あの年の暑さに比べれば…」と懐かしく思い出せることを願って)


6/25(土)・・・平均30.0℃、最高35.4℃、最低25.9℃

 朝から暑くなるのを承知で、赤羽駅方面へ。予定していた用件は空振りだったが、モーニングの時間帯に駅前にいる恰好になったため、迷いなく星乃珈琲店に入る。タイミングの妙というか、個室に通してもらえ、そこでゆったり。アイスコーヒーで涼をとり、その涼を以って何とか自宅へ帰り着く。

星乃珈琲店の個室。2時間制ではあるが、それだけ過ごせれば十分だと思う。
アイスコーヒー(500円)にモーニングサービスをセット

 午後はエアコンのフィルター掃除、送風などを経て、今シーズンの冷房運転を開始。例年になく早い「夏のエアコン初め」となった。

 夜も暑かったが、自室で専らradikoの時間を過ごす。山下達郎の新譜発売に伴うFM特番がいろいろあったので、それらをまとめてという感じ。「タイムフリー」のありがたみを改めて実感しながらの聴取だったが、何せ室温が… だが、この日の夜はまだましだった(と今は思う)。


6/26(日)・・・平均29.6℃、最高36.2℃、最低25.7℃

 猛暑日2日目。天気の方も朝から晩まで「晴」だった。

 こういう日はトランクルームに限ると考え、自転車で出向く。休み休みで何とか辿り着くも、思っていたほど涼しい訳でないことがわかり、早々と断念。とは言えせっかく隣の区まで来たので、涼めそうなスーパーやら商業施設やらをハシゴしながら帰ることにした。遠回りになったとしても、空調の利いたスポットで一定時間過ごせるなら御の字というもの。おかげでピーク時間は概ねしのぐことができた。

 ハシゴの道中、高さのある雲を見つけた上、空はどんより、湿っぽい風も強まってきたので一雨来るかと思ったのだが... 天然の打ち水は実現しなかった。

ハシゴしつつ東武練馬駅前のイオン板橋へ
この手の雲は夕立の前兆だった筈なのだが…

6/27(月)・・・平均29.5℃、最高35.7℃、最低24.1℃

 6月はラクマで出品中のあれこれが好調で、計8品に買い手がついた。6/27はこれが顕著で、朝に1件、昼に1件「決済完了のお知らせ」が届き、その日のうちに品物を発送。まとめて出せればよかったが、朝に発送して帰宅したらまた通知という感じだったので、郵便局に2回足を運ぶことに。日常モードであればどうということはないが、猛暑日に郵便局×2というのは堪えた。

 暑さが続いたせいか、飲料(タイプによりけり)を口に含んだ際、歯の一部に沁みる感じを覚えたのもこの日。郵便局ついでにかかりつけの歯科に行き、ひとまず予約を入れる。

ビーンズ赤羽を経由し歯科へ。6月にミストが稼働することは過去にはまずなかったと思う。

 帰宅後、梅雨明けの発表を目にし、思わず嗚呼… しばらく猛暑日が続きそうな予想も報じられていて、それら最高気温の数字の並びに今度は言葉を失う。

 という訳で午後のテレワークの方は、あまり捗々しくなかった。


6/28(火)・・・平均29.2℃、最高35.1℃、最低24.8℃

 猛暑を見越していた訳ではないが、この日は終日OFF。晴れればトランクルーム、池袋、文京区の図書館、行ければ上野といった順で自転車で廻ることを考えてのOFFだったのだが、猛暑日になるとは思っていなかったので、計画変更を余儀なくされる。

トランクルームに向かう途中にある公園「宮本町37番遊び場」。平時なら家族連れなどで賑わうスポットだが、この日は誰もいなかった。(13時過ぎ)

 現在利用中のトランクルームは1か所。最寄駅は東武東上線ときわ台駅で、距離はそれほどではない。ときわ台界隈も普段は自転車移動が主で、そこから池袋となれば30分もあれば行ける。東上線では中板橋、大山、下板橋、北池袋と間に4駅入るが、自転車の場合はショートカットのルートがあるので、そこそこ速いのがポイント。だが、この炎暑の中では自転車での片道30分はハイリスク。自転車は諦め、電車で池袋に行くことにした。

近年の東上線利用は朝霞台以北が主。池袋~成増などはすっかりご無沙汰だった。ときわ台~池袋は営業キロで4.7km。自転車ルートでは約4kmといったところ。

 東武東上線は、朝霞台から北に行くことはそこそこあっても、池袋~成増の都区内区間は実に久々。ときわ台~池袋を往復しただけだが、涼みながら、車窓を楽しみながらの移動は上々だった。

ときわ台14:22発で、池袋には14:33着だった。乗った列車は折り返しで急行に。東京スカイツリータウン開業10周年(左)と東武百貨店池袋店開業60周年(右)の記念ロゴつきの50000型車両だったのはちょっとしたおまけ。
リフレッシュオープン初日のファミリーマート池袋駅西店。オープン日については、こちらのリリースで知った。

 池袋では、まとまったお金の出し入れ、見積済みの書籍等の売却(持ち込み)が主な用件で、東上線の南口方面にリフレッシュオープンしたファミリーマートに行ってみるというのもあった。往復運賃(168円×2)がかかったとしても、所用が三つあればどうということはない。街中を自在に移動できるという点でもいい訳だが、暑い中では自ずと限度があり、池袋で過ごした時間は結局1時間余り。想定していたよりも早い帰宅となった。

 文京区の図書館、上野云々はお預け。急ぐ用ではないので、いずれまたと思う。


6/29(水)・・・平均29.4℃、最高35.4℃、最低25.3℃

 6/27に予約した歯科へ。沁みる箇所を含め、要治療ポイントは特になく、ひと安心となった。やはり急な暑さのせい? とりあえず様子を見ることにした。(定期チェックの時期ではあったので、歯はひととおりきれいにしてもらった。)

 朝から暑い中、せっかく赤羽に出てきたので、買い物などを少々。リフレッシュを控えた無印良品が一時閉店になるため、食品を中心に半額セールがかかっていたのはちょっとしたサプライズだった。開店からそれほどの時間が経っていなかったこともあって、あれもこれも・・・一定の成果を得られ、ありがたかった。

 店内、館内にいる間はいいが、外に出ると一大事。買い物ついでに製氷機から無料の氷を頂戴し、その氷袋で涼をとりながら帰途についた。

 昼は近所の量販店で、スポットクーラー、スポットエアコンの類を下見。自室が少なからず片付いたので、ちょっとした家電を新たに配備することは可能と見ているが、要点は「どのくらいの冷気、涼感を得られるか」に尽きる。概要はわかったので、控えた型番をもとに改めて検索。有力候補を絞り、吹き出し部からの風の感じなどを現物で確かめた上で購入することにした。

 午後のテレワークはエアコンの利いた部屋で。進捗のほどはまずまずだった。

無印良品で買った缶コーヒー。程よく冷えていてありがたかった。(半額で税込60円也)
こちらは6/30の朝に買ったマクドナルドのアイスコーヒー(クーポンでMサイズが100円)。こうした飲料で涼をとらないとやってられない日が続く。

6/30(木)・・・平均30.8℃、最高36.4℃、最低25.3℃

 とうとう6日連続の猛暑日に。しかも6月の気温としては過去最高の36.4℃を記録したとなれば呆れてものも言えなくなる。加えて筆も遅くなる。6/30夜のうちに第596話を掲載できればよかったのだが、そんなこんなで駄目だった。

 昼に再び量販店へ。前日に下見したスポットクーラー(メーカーが言うところの「スポットエアコン」)を実際に動かしてもらい、冷風モードの温度や音を確認。これなら何とかなりそうと相成って、通販サイトで買うことにした。(店頭では少々高めだったのと、その店では現品限りだったこともあり…)

 午後は前日同様、エアコン部屋でテレワーク。月末ならではのボリュームだったが、何とかなった。


 かくして暑さ極まる六月最終週が終わり、猛暑日は七月に入っても継続。ふと両腕を見るとすっかり夏色になっていて驚く。今年の夏はどこまで暑くなるのやら...(^^;

暑かった年の例

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