例年と異なる過ごし方がベースになっていると、不思議と「え?そんなことが…」といった事態も起こってくる。3月後半は、そうしたあれやこれやがいくつかあって、それぞれに衝撃を受けた。
画像メイン&日付順で紹介する。
3月16日の強風
2日前は雪が舞う極寒デー(→第541話)だった東京。この日は晴れてはいたが、とにかく風が強かった。最大瞬間風速は秒速24.3m。平均風速は14時が最大で12.3mだった。奇しくも玄関扉の点検、改修を行う日だったところ、その準備で扉を開けた際に強風に煽られ、扉を「戸当たり」(床に取り付けられているストッパー)に強打。扉の下部に歪みが生じてしまい、枠に扉が収まらなくなる状態になってしまった。業者が来るまでの間、風で扉が持っていかれないようにするもどうにもならず、北からの風が中に入る入る…言わば強制換気である。
作業は13時台。正に強風の只中だった。(予定外の)扉の歪みを直すところから始め、蝶番の調整などを経て、壊れてからは使うことのなかったドアクローザーも新品に交換。ドアクローザーが機能していない間は、風であらぬところにぶつけたりということもあったので、すでに部分的に変形していたようだ。蝶番が鳴ったり、鍵がかけにくかったりというのはおそらくそのせい。作業終了後はこれらも解消し、本来あるべき玄関扉になった訳だが、そもそも閉まらないことには玄関も何もあったものではない。きちんと開閉できることのありがたさを実感し、大いに身が引き締まる晴れの日の午後だった。
3月20日の火事
滅多に遭遇しないものだが、通りがかりの火事というのが時にはある。お昼時、何やら黒煙が見えたので追ってみると、思いがけず規模の大きな火事であることがわかり吃驚?。火が上がっているのをカメラで捉えることもあまりない訳で、撮ってみてまた仰天となった。目撃時には火元が判然としなかったが、坂の上の木造家屋だったことをあとで知る。当該家屋は全焼、近隣の一部に延焼とのことだった。出火原因や人的被害は不明。
自粛前夜(3月27日)
外出自粛の件で、金曜夜はこの通り。思えば2019年の大型台風前夜(参照→第531話後段)もこうだった。ビックリ感はなくはなかったが、光景としては見慣れているので「あぁ、また…」の方が強かった。
外出自粛の土曜
3月28日、実家のリフォーム工事に立ち会う必要があり、不要不急という訳でもなかったので外出した。驚いたのは、電車を利用する人がそれなりにいて、自粛モードがあまり感じられなかったこと。他人のことは言えないものの、正直「え?」だった。
自粛の動きは、春の臨時列車についても広く波及。運休になってしまったものが多数派だが、運転している列車もなくはなく、それを見かけたとなるとちょっとした驚きになる。松戸駅で出くわした臨時特急「踊り子」は、その一例。車内はガラガラだった。
花見か雪見か
東京での桜の開花が異様に早かったのも「え?」だったが、満開を過ぎた辺りでの降雪にはさらなる驚きがあった。その様子を見物、撮影すべく、近所を自粛気味に散策。花見がダメなら雪見のつもりで出た訳だが、上には上がいる。公園では雪だるま作りに励む家族連れの姿が・・・。「花よりダルマ」といった様子だった。
四月は少しは穏やかに過ごせればと思うのだが…