第111話、第222話、第333話、第555話はその数が三つ並ぶネタを集めた「よもやま話」。第444話は4並びというのも何なので、IC運賃444円で行ける区間の話にしてみた。
長年続けていると666を数えることになる訳だが、6並びもまた取り上げにくいものがあり、今回は少々悩む感じに。令和六年であれば躊躇はなかった?・・・まぁ令和七年ではあるが、6月に入ったところで第666話となるのも何かの思し召しだろうと思う。という訳で、ここはシンプルに「六」で始まる駅名や地名をメインにしつつ、駅ナンバリングにも着目。数字部分が6のみだと相当数あるので、「66」に絞ってそれらを撮ったものを探してご紹介することを思いついた。
ひとつご笑覧のほどを。
駅名
漢数字の「六」が頭に付く駅は、鉄道会社ごとに分けて数える(例:六日町駅はJRと北越急行で二つ)と全体で30ある。このうち3分の2にあたる20駅は乗降済み。それなりにストックがあり、我ながら驚いた。それらの中からめぼしいものをピックアップしたのが以下(12駅13枚、駅名50音順)である。













*ここに載っていない分は次の通り(50音順、太字は乗降済み)・・・六田(近鉄吉野線)、六会日大前(小田急江ノ島線)、六名(愛知環状鉄道)、六実(東武野田線)、六郷土手(京急本線)、六地蔵(京都市営地下鉄東西線)、六条(越美北線)、六反地(土讃線)、六原(東北本線)、六番町(名古屋市営地下鉄名港線)、六輪(名鉄尾西線)、六軒(名鉄各務原線)、六軒(紀勢本線)、六甲(阪急神戸本線)、六甲道(JR神戸線)、六本木(都営地下鉄大江戸線)、六本木一丁目(東京メトロ南北線)
地名、施設名など
2021年に借りていたトランクルーム最寄りのバス停「六道の辻」、都民の日など入園無料の日に足を運ぶことが多い「六義園」、2023年6月に訪ねた高野山の壇上伽藍で目にした「六角経蔵」が近年にご縁があった分として挙げられる。池袋の「六ツ又陸橋」もわかる人にはわかるスポットだろう。




それぞれ由来等を調べるといろいろ出てきそうだが、ここでは割愛。あくまでご参考程度ということであしからず。
道路
板橋区高島平1丁目から同2丁目にかけ、東西約1360mに延びる「六の橋通り」と称する道がある。ほぼ中間点には「六の橋」があるので、道路名はそれが起源。なお、その六の橋付近にあるバス停は「高島六の橋」だったりする。

川口市には、川口駅東口と埼玉高速鉄道の川口元郷駅を最短で結ぶ道路がある。その名は「六間道路」。道幅が六間(約11m)だからと推察されるが、拡幅工事をしているそうなので実際のところは何とも言えない。同名のバス停もある。ただし、なぜかその道路上にはなく、県道322号(川口市栄町2丁目1番地)にあるのがまた悩ましい。

駅ナンバリング関係
数字で66まで行くというのは一定規模の路線であることが条件になる。ひととおり調べたところ、現役の駅では該当するのは15あり、JR北海道4駅、JR東日本1駅、JR東海1駅、JR西日本2駅、京成、京急、近鉄、南海、京阪、阪急の大手私鉄が1駅ずつ、そして富山地方鉄道1駅という内訳だった。
乗り降りはしていなくとも通った時に撮っていたり、路線図にきちんと写っていたりでこちらも11枚とまずまず。撮れるものは撮っておくものだと改めて思う。











その他
「六」始まりのものとしては、「六文銭」や「六法」なども。北海道関係ではバターケーキでおなじみの「六花亭」が思い浮かぶが、手持ちの写真で「六方焼き」(おぎ乃、旭川市)があったのでそちらで。





新幹線車窓からの六甲山、谷中にある「六阿弥陀通り」など、写真はあってもその表記が写っていないため見送ったものもある。探せばまだありそうだが、この辺で。
*次の数字並び関係の話は、7年7月7日「7並びの日」になりそう。第565話、第617話と同じような趣向でと思っている。掲載予定は第669話(7/15)。どうぞお楽しみに。
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