7月前半も暑かったが、東京基準での最高気温は最も高くて36.0℃(7/8)。今年7/15までで35℃を超えたのはこの日を含めて3日(7/3:35.0℃、7/4:35.5℃)で、今考えるとまだ良かったことがわかる。
7/14~16は雨基調だったこともあって、最高気温はいずれも29℃に届かず・・・過ごしやすい3日間だった。ところが梅雨明けが発表された7/18以降は最高気温が33℃を下回ることはなく、猛暑日は7/20、22、24、26~31と7月後半だけで9日。いよいよ激しさを増し、出かけるのもすっかり億劫な感じになっている。
そんな中でも7/21は奇跡的に35℃までは行かず、辛うじて外出できるレベルだった。JR渋谷駅の新南改札の開業初日(正確には移設開業・・・今回開業分は「シン南改札」とした方がわかりやすい?と個人的には思う)ということで、もともとそれだけは見に行くつもりだったので幾分救われた恰好。暑さを少しでも回避しつつ、せっかく外に出るのなら他の用件もセットでと考え、午前中は北区コミュニティバス「Kバス」で、自宅最寄り~赤羽駅のほか、駒込駅から田端循環ルートに乗るなどした。田端循環ルートは、途中で富士見橋エコー広場館の前で停まる。同館でフリーマーケットが行われる日だったので、いつか出店することがあればとの想定で下見に。屋根はあっても屋外での開催だったので、夏の間は無理だろうというのがわかったのは収穫だった。
バスで駒込駅に戻り、山手線で駒込から渋谷へ直行。12時過ぎに着いた。駒込での乗車位置が西側だったので、その状態で南下すると渋谷では南側になる。降りるとすぐに新南改札だったので何の違和感もなかったが、かつてはホーム南端に改札口などなかったのだからこの変化は大きい。階段を上がると真新しい改札口とコンコース。改札エリアを包括する「南口橋上駅舎」(仮称)は工事中なので、あくまで今回は新南改札の開業だが、すでに暫定供用が始まっていた渋谷駅南側エリアの東西を結ぶ「南口北側自由通路」にアクセスできる改札ができた意義は大。東側の「渋谷ストリーム」、西側の「渋谷サクラステージ」に濡れずに行けるようになる上、西ではさらに代官山や恵比寿方面にも立体的な歩道が通じていることから「ウォーカブル」なエリアが広がる(といった話)。自由通路、橋上駅舎(改札内店舗を含む)は2026年度に完成する予定。その頃には駅周辺の他の建築物も立ち上がってくるだろうから、さらなる景観の変化が見込まれる。
歩きやすい街になるのは歓迎すべきだが、渋谷駅一帯のかつての景色がすっかり変貌してしまうのは果たして…と思ったりもする。ともかく新南改札に来た以上はそのウォーカブルな感じを確かめない手はないので、渋谷マークシティ辺りまで往復してみることに。基本的には歩道橋アクセスにつき、日射が厳しい場面もあったが、信号待ちなどのネックがないので移動はしやすかった。新南改札~マークシティは距離にして約400m。スクランブル交差点寄りのエスカレーター口(地上)までの所要時間は6分程度(エスカレーターが空いている場合)だった。
首都高速(渋谷線)の下にある歩道橋は以前からあったが、渋谷サクラステージの2階部とつながったことで存在意義が向上。陸橋というよりも歩行者空間となり、空間的なゆとりにより高層建築物を見上げるのも容易だった。
それにしても桜丘町(線路側)の変わり様と言ったら。渋谷ストリーム(約180m)、渋谷スクランブルスクエア東棟(約230m)と合わせ、その激変ぶりにはただ脱帽である。
暑さ控えめであれば、サクラステージの南側(にぎわいSTAGE、SAKURAタワーなど)に足を延ばすところだったが、気温33℃台の中ではさすがに躊躇。13:14発の高崎行きで帰途についた。
*以下は、2020年に埼京線ホーム(当時)から撮ったサクラステージ工事現場。一時期は見通しが良かった訳だが、それも過去の話に。
7/21時点ではまだ全面オープンしていなかった渋谷サクラステージ「SHIBUYAサイド」は、7/25に37店舗が開店し、めでたく「OPEN THE GATE」を迎えた。8/11までは何かしらのオープニングイベントをやっているようなので、気が向いたら行ってみようと思う。
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.