2/28スタートの5泊6日の旅を皮切りに、3月はよく動いた月となった。翌週の3/10~12は「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」を使い、青森、秋田、新潟、長野の4県をメインに周遊。3月前半だけで西は熊本から北は青森の範囲を旅して、足を踏み入れたレベル(東京都を除く)で数えてみたら、1府20県と相成った。
我ながら驚きのハイペースだったが、一転して4月は今のところ近郊ベース。4/9までに限れば都内オンリーだった。動と静の関係で云えば今は静。大型連休も特に予定はないので、静の状態がしばらく続きそうではある。
3/5までの「青春18きっぷ旅」については、第613話、第614話をご覧いただくとして、今回は3/10~4/9の旅や外出等のダイジェスト(春の行楽記+新スポット小まとめといったところ)。ひとつご参考まで。
3/10~12:浅虫温泉、瀬波温泉、善光寺
3/10は浅虫温泉(青森県)、3/11は瀬波温泉(新潟県)で宿泊。JR東日本パスは新幹線乗り放題につき、大宮~新青森~盛岡~秋田、新潟~高崎~長野~上田~大宮の行程で計7本の新幹線に乗った。東日本エリアの新幹線を乗り尽くす感じで、3日間での移動距離としてはかつてないスケールに。目的地に早く着けるのも新幹線ならではだが、観光要素は少なめ。宿でくつろぐ時間は長めだったと思う。
秋田~村上~新潟の日本海沿いは特急「いなほ」で移動。在来線特急も使える以上はどこかで思っていたので、うまく組み込めて何よりだった。
3/18:相鉄新横浜線&東急新横浜線
3/18は、JRをはじめとするダイヤ改正日。トピックはいろいろあるが、首都圏の動きで大きかったのは、相鉄・東急直通線の開業と、同線を軸としたより広域なネットワークの始動が挙げられる。日吉と羽沢横浜国大がつながり、その間に新綱島と新横浜の二つの新駅が誕生したことも大きなニュースとなった。
筆者は当日、それら新駅へ。新規開業区間も一応乗車し、東急線、相鉄線を改めて「完乗」した。両駅の様子などは「駅ログ」をご覧いただければと思う。
3/21:幕張豊砂
東京近郊で3/18に新たに開業した駅は新綱島、新横浜の他にもう一つあったが、さすがに初日には行けなかった。京葉線の幕張豊砂駅である。
翌日の3/19でもよかったが、ひと呼吸おいて3/21にした。千葉方面に出かける時は東京メトロの24時間券の出番。東西線で西船橋まで行けるのだから安上がりというもので、あとは西船橋~幕張豊砂(片道178円)を足せば済む。イオンモール幕張新都心が駅前にあるので、大規模なイオンモールに行くなら当駅利用が便利でおトクということもわかった。
3/22:飛鳥山
「24時間券」のいいところは、その名称の通り、24時間有効なこと。翌日も使える時間があって、その時間内に王子まで行って帰ってきた。
3/22、少々あわただしかったが、飛鳥山公園で花見をし、同園内の飛鳥山博物館で春期企画展「I♥スーパー・・・スーパーマーケットのチラシにみる昭和」を観覧。有意義な過ごし方ができた。
3/23:羽田空港
あいにくの天気だったが、せっかく当選したのだから行かない手はない。3/23は「羽田空港見学会」(国土交通省東京空港事務所主催)の日だった。
何かと制約等が多いのは空港ならばもっともな話。詳しいことは書けないし、オープンにもしにくい訳だが、ともかくコースとしては充実したものだった。同じような機会があればまた(&今度は晴天で)と思う。
4/1:浮間公園「花と光のムーブメント」
4/1の夜、浮間舟渡方面へ買い出しに出かける。浮間公園を経由したら、木々などがライトアップされていて実に幻想的。桜はまだ見頃だった。今はサクラソウが(おそらく)盛り。公園隣接の浮間ヶ原桜草圃場では「浮間さくら草祭り」が開催されている(4/17まで)。
4/3:東京ミッドタウン八重洲など
3/31は月末&年度末の金曜日。土曜だったら何とかなったかも知れないが、金曜では難しいものがある。うっかりもあって出かけ損ねてしまった。
行きたかったのは八重洲ブックセンターの本店。3/31が最終日だった。学生の頃は定期的に足を運んでいて、外観などは当時とずっと変わらずだったので愛着があった本店。閉店後の最初の平日に行けば何かしらの動きが見られるだろうと考え、4/3にとりあえず出かけてみた。
最終日は押せ押せだったようだ。見納めも撮り納めも難しかった可能性は大きい。となると4/3は案外狙い目? ガランとしていたのに乗じて、店外からいろいろ撮らせてもらった。
八重洲ブックセンターを含む一帯で再開発が始まる傍らで、3/10にグランドオープンしたのが東京ミッドタウン八重洲。駅近に良質な複合施設ができたのは喜ばしいことだと思う。お昼時だったため、飲食店は大賑わい。先に昼食を済ませていたので平気だったが、次回はどこかでランチをとるのも良さそうだ。
賑わいを他所にエスカレーターで上階へ。5階まで行くと「八重洲テラス」という空間があり、そこがまた佳かった。コンパクトながら開放感があり、東京駅、発着する列車、丸の内界隈、皇居なども一望できる。ひと息つくのに最適なスポットだと思う。
4/9:荒川河川敷
4/9は、上野発・山形行きのE655系「なごみ」の運転日。10時には赤羽を通ると見て、それに間に合うように荒川河川敷で待機する。遠出はしなかった。近所でお目当ての列車を見送れるのはやはりありがたい。遮るものがなければベターだが、都市部ではなかなか。次にE655系を近場で見られるのは5/3。今度は全体像をうまく撮りたいものだと思う。
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