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第563話 新たな日常に加えたい店(2021.2.15)

 住宅展示場がなくなったのと引き換えに・・・というかたまたま?だが、赤羽駅周辺ではちょっとした新規開店が相次いで、楽しい感じになっている。

 最近では、赤羽エリアで初の出店となった、コメダ珈琲店(1/12開店)、くら寿司(2/5開店)の二つが大きい。利用するなら、コメダは朝、くら寿司はランチだろう。ということで、それぞれ足を運び、それなりに満喫させてもらった。

赤羽駅東口すぐ。一番街の入口付近にある「TN-1stビル」の2階にコメダ珈琲店が入った。
くら寿司店頭(OPEN2日目)。行列や人だかりがないので不思議に思っていたら、この日は予約で全時間帯満席だっただけという…

くら寿司 赤羽駅東口店[2/10]

 赤羽駅東口に「METS」(通称)と称するビルがあり、空いていた5階(以前は居酒屋「魚魯魚魯」)に新たにくら寿司が入った。開店後の最初の週末、2/6に様子を見に行ったところ、完全予約状態で当日に入れる枠はなし。滑り出し上々といった感じだった。

 2/10に来店予約して、11時に入店。今のところ全国最新のくら寿司だった訳だが、それほど新鋭な観はなく、むしろ地味な印象を受けた。最初に通してもらった席は対面式のお二人様専用。建物の構造上の難点と思われるが、こうした席があるのが特徴と言えば特徴か。だが、この手の店において、二人ぴったりの席を二人で使うのには難がある。手荷物用のカゴといったものを備えている訳でもなかったので、とにかく手狭。途中で広いテーブル席にチェンジしてもらい、以後は快適に過ごすことができた。

お二人専用席[23]から見た店内の様子。四人用のテーブル席が大勢のため、タイミングによっては四人席を一人で使うケースもある。23番は、一人用にしてほしいと思う。
くらランチ」の中から、この日は「旬の海鮮丼 コロナに打ち勝とう!セット」をいただく。セット系を二人分展開する上で、23番テーブルは狭かった。

 感染拡大防止策については、席によってバラつきがあるように思えた。今後は、席(番号等)をまずチェックしてから、と思う。


コメダ珈琲店 赤羽東口店[2/13]

 ありそうでなかなかないのがコメダ珈琲店。過去に利用したのはたったの4回で、都内に限れば田端駅前店に一度行ったのみ・・・本当に縁遠い存在だった。そのコメダが赤羽にできた。快挙だと思う。

 オープンしてから1か月後、2/13にようやく機会を得て、10時過ぎに来店。受付伝票のようなものを発券し、順番を待つ。前に3組控えていたが、思ったよりも回転はよく、10分余り待ったところで案内してもらえた。

 席数は87。巧みな割り振りで、テーブル席、カウンター席が展開され、パーテーションも完備。くら寿司の時と違い、ゆとりのあるテーブル席に通してもらったので、終始快適だった。モーニングサービスの選択肢もいろいろわかったので、あれやこれやを試すのを楽しみつつ、またゆったりさせてもらおうと思う。

赤羽東口店は、2月上旬時点で最新のコメダ。美装だった。
「選べるモーニング」は3種類。定番の「トースト+ゆで玉子」にした。
コメダブレンド(左)、アイスコーヒー(右)。ともに「たっぷりサイズ」。おかげでたっぷり過ごせた。
トーストに何を塗るか、という選択肢もある。筆者は「ぬる豆乳」にしてみた。バター基調のためか、豆乳のテイストはよくわからなかった。

 かねてから気になりながら、二の足を踏んでいた店というのもいくつかある。2月に入ってそのうちの2店を訪ねることができたのもトピックとして大きい。

豆電COFFEE[2/2]

 昔は休日も営業していた筈だが、気付けば「月・火・木・金」と限定的になっていて、営業時間も10~15時と控えめ。周到に計画して、時間帯を狙って臨まないといけないカフェが赤羽岩淵駅近傍にある。「豆電COFFEE」と云う。

 名物は「豆電プリン」。ワンドリンク制なので、定番の「豆電コーヒー」をオーダーするのがいいようだ。訪ねたのは2/2の14時頃。満席だったらおそらく機会を改めることになっただろう。この時は幸い空席があったので、念願のプリンとコーヒーをいただくことができた。予想通り、どちらも美味だった。

豆電COFFEE
気になる小物や絵画がいろいろ
メニューは全10種類。豆電コーヒー+豆電プリンで800円。
プリンは、正統派というか王道というか。懐かしさが感じられる一品。カラメルソースとクリームがまた絶妙。

 内装や調度品なども必見。読み物、書き物の類がなくとも緩やかに時を過ごせてしまう、そんな店である。赤羽にこうした店があるというのは誇らしい限り。平日に時間をとって、ぜひまたと思う。


青猫書房[2/13]

 店名の通り書店だが、コーヒーなどが飲める店でもある。どちらかと言うと、カフェの扱いで店の存在を知り、店の前を通ることがあれば中の様子を眺めて客の入りなどをチェックしていた、そんな店。

入ってすぐに目にするのは黒猫×3。店内でネコを探すのも一興。
絵本専門書店ではあるが、それ以上の何かがある青猫書房。赤羽にもこうした店はある!のだ。

 2/13午後、近くに来たついでにようやっと店内へ。本の数々、企画展示などを見させてもらった。カフェ席があるエリアでは、ミニイベントが開かれた後だったこともあって、とりあえずカフェ利用は見送ることに。店内を見学するにとどめた。児童書の専門店だが、猫とつく店だけあって、ネコ関係の本も充実。ふと思いついて、幼少時に愛読?していた本を探してみたら、当時と同じ体裁のものが見つかって歓喜することに。気になる本を思い出したら、また探しに来ようと思うのだった。

 読み聞かせなどの催しが定期的に行われるのもポイント。2月22日の「猫の日」のイベントが気になるところだが、「読み聞かせの会」の日ということだった。


 訪ねたい店はまだまだある。新様式に沿って少しずつ開拓し、新たな日常に採り入れて行こうと思う。

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