日々何かしら変化はあるものだが、年度の変わり目というのはより顕著な訳で、四月になるのに合わせて、または四月に入ってしばらくしてからの変化が大なり小なりあった。2023年4月は奇しくも卯年の卯月。変化の度合いもウサギ級?ということなのかも知れない。
今回は筆者に関係しそうな分でのそれらのまとめ。ここのところロングバージョン系が続いていたので、できるだけ端的にと思う。
値上げ関係
値上げ基調が続く中、4/1からはハム、ソーセージ、乳製品など加工食品を中心にした値上げが集中。酒類、調味料でも目立つ動きがあった。が、筆者周りでは今のところそれほど気になるものではない。
多少痛手なのはシャトレーゼのあれこれ。ケーキ、シュークリーム、プリンなど18品が値上げされた上、ヨーグルト単品70円が二つで100円(税込108円)というのがなくなり、魅力が薄れてしまった。
身近なところでは、スターバックスが「定番のビバレッジを5円~32円(税抜)、定番のフードを5円~21円(税抜)」改定する(→参考)とか、Qで始まるヘアカット専門店が1,200円から1.125倍の1,350円に上げるといった件もある。スタバはたま~に利用する程度だし、Qもすっかり縁遠くなっているのでこれまた影響は寡少。利用頻度で言えば、山陽新幹線の方がそれらより高い。運賃・料金の合計で新大阪~博多が15,600円→16,200円といったアップは結構インパクト大と感じる。
プラスチック回収
遅れ馳せながら、東京都北区でもようやくプラスチックの(資源としての)回収が始まり、隣の市にわざわざ持って行く必要がなくなった。
マンションの置場に専用のストッカーが設置されたのは3/27。隣市に最後に運び出したのが1/25だったので、その間2か月分のプラスチック類(4袋分)をこの日まとめて出す形に。おかげでスッキリし、その後も手間としてはかなり楽になった。もっと早く始めてくれれば…とも思うが、始まりさえすればあとはどうぞよしなにである。せっせと協力しようと思う。
そんな北区の長は、2003年から20年間同じ方だったが、先の区長選で交代の運びに。2023年4月の一つの大きな変化だと思う。
令和5年度税制改正
「家計の資産を貯蓄から投資へと積極的に振り向け、資産所得倍増につなげるため、NISAの抜本的拡充・恒久化を行うとともに、スタートアップ・エコシステムを抜本的に強化するための税制上の措置を講じます。」や、「より公平で中立的な税制の実現に向け、極めて高い水準の所得について最低限の負担を求める措置を設けるほか、国際合意に沿ってグローバル・ミニマム課税を導入します。」に続き、「資産課税では次世代への早期の資産移転及び資産の再分配機能を確保する観点から、資産移転の時期の選択により中立的な税制を構築します。」とある。中立的な税制の構築等・・・文言に惑わされることのないよう、見極めが必要だと思う。
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