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第656話 2024年10大ニュース(2025.1.1)

 新年、あけましておめでとうございます。

 2022、2023に続き、2024も10大ニュースで(無理やりまとめた観あり)(^^; ・・・ 筆者手前の話で毎度恐縮ながら、ひとつご高覧のほどを。


10.ラクマ&ジモティー

 いわゆるフリマサイトのうち、ネット上で完結する分として「ラクマ」、リアルなやりとりが可能な分として「ジモティー」を使うようになってそこそこ年数が経ってきた。2024年は件数こそ多くなかったが、通過点と言える回数に達したのがトピックス。通算でラクマは100件、ジモティーは50件(譲り受け、買い取りを除く)を越えたのは自分としては大きい。使わなくなった物品等が件数分だけ減った訳で、スペースも少しは広くなっている筈なのだが… まだまだ道半ばといったところ。ラクマでは発送時に「ゆうパケット」を主に利用しているが、これが1月16日から200円(現行180円)にアップする。ジモティー出品分がある程度消化できている一方で、ラクマは出品中の品々がそれなりにあるので、値下げも考えないといけないところ、この値上げにより躊躇状態。かつてはリアルフリマで出すことも多かった。そろそろリアルで在庫一掃をかけた方がいいかも知れないと思う年頭である。


9.閉店セールなど

 公共交通関係の終了(またはスタート)については第638話で紹介したが、2024年は地元や近場での閉店、閉館も少なくなかった。セールがかかればそれに合わせて動くものだから、来店回数、買い物件数もそれなり。うち3か所では最終日にも足を運んだ。

 セブンタウン小豆沢にあったビバホームは5/12、浮間二丁目のローソンは5/31、イトーヨーカドー上板橋店は9/29を以って閉店。ビバホームでは、冬に備えて買った防寒手袋、フェイスカバーなどが今は重宝していて、現品限りだった観葉植物は夏に向けて急成長し、冬場もまずまずの状態を保っている。ローソンでは、ティッシュボックスなどが破格だったのでまとめ買い。いずれもお買い得でありがたかった。

8月半ばに撮影した観葉植物。その名は「デュランタライム」。買った当初は枝葉もヒョロヒョロで頼りなかったが、何が良かったのか見事な生え具合に。今はこれよりもさらに伸び、葉も増えている。
↑イトーヨーカドー上板橋店についてはこちらで少々

 ビバホームはその後、テックランド(ヤマダデンキ)に生まれ変わって7/5にオープン。ローソンは何の予告もなく、いつしかリニューアルオープンしていた。イトーヨーカドーの方は閉店後の様子を見に行っていないので不明。年数を経た建物ではあったので解体か。上板橋は便利そうな街だと思っていたが、大型店が一つなくなったことで見方が変わった。何ができるのか、気にはしておこうと思う。

ビバホーム板橋小豆沢店(最終日の5/12に撮影)
2か月も経たずにテックランド セブンタウン小豆沢店に(オープン初日の7/5に撮影)

8.スカイツリー&ハウステンボス

 行こう行こうと思っていてもきっかけがないとなかなか…というスポットは多々。2024年はそうした中から、東京スカイツリー(1/16)、ハウステンボス(6/9・10)に行くことができ、有意義だった。スカイツリーのダイジェストは、第634話に記した通り。ハウステンボスは、駅に関しては駅ログに載せたが、園内のあれこれについては出していなかったので、光景として印象的だったものをここでいくつかと思う。

来園記念にまずは一枚
ドムトールンからの眺望。一時的に雨が降った後に西日が射し込み、虹が現われた。
シンボルタワー「ドムトールン」(左)と「光のオーロラガーデン」(右)
ドムトールン(左)とスタッドハウス(中央)
ハウステンボス2日目。「ミッフィーセレブレーションパレード」での一コマ。
シンゲル運河を航行するカナルクルーザー。水面の反射により眼鏡橋のようになっているのは「トールン橋」。
中央インフォメーションセンター。後方はドムトールン。

 近場と旅先で少なくとも1か所ずつというのは年間ペースとしては良さそう。2025年もどこかしらでアミューズメント系、エンタメ系に行きたいものだと思っている。


7.交換、更新、見直しetc.

 毎年何かしらのメンテナンスや見直しが入るものだが、2024年は比較的大がかりなものが複数あって、一定の手間や時間を要した。

 宅内では、インターネット回線をauひかりからJ:COMに変え、浴室・洗面所等の換気装置(吸い込み3管・吐き出し1管)を交換し、給湯器(一部機能)を修理。マンション共通の修繕、保安の関係では、玄関扉枠の塗り直し、火災報知器とガスメーターの取り替えもあった。これに「ガス設備定期保安点検」と「電気設備安全点検」の二大点検が加わったことで、インフラ系は期せずして万全な形に。12月は年に一度の排水管洗浄があって、その2日後に換気ダクトの清掃(換気装置交換作業とセット)もしたため、スッキリした状態で年を越すことができた。

操作パネルに謎の3桁数字「651」が表示。6時51分のように見えるところがまた悩ましい。給湯器の某パーツを交換してもらい、正常化。
通信ユニット付きのガスメーターに交換(換えたばかりなので使用量は0000㎥)。検針作業はこれでアナログ(巡回)からデジタル(遠隔)に。
清掃後のダクト(換気口)。積年の黒っぽい埃の塊などが見事に一掃された。

 個人的なものとしては、PC用メガネの新調(ついでに中近両用化)、保険の見直しも。5月、6月の歯の治療もある意味メンテ系と言える。失効した後だったので更新というよりは新規だったが、7月にはパスポート(10年旅券)を取得した。これは11月のクルーズ船の旅に備えてのもの。せっかくなので、近いうちに海外へ…という気はなくもない?

至近距離と程々遠くが一本で済む中近両用メガネ。目の動きや角度で遠近を調整するため初めはしっくり来なかったが、今は慣れた。PC用でもあるので、日常生活ではこれで概ね済んでいる。

6.博物館、資料館など

 こちらは第655話にまとめた通り。12月後半はその関係には出かけていないので、半田市鉄道資料館がラストということになった。(紹介記事 → Yahoo!鉄道コム


5.旧知の方々

 ここ数年は直接的に人と会うのが難しい状況が続いていたが、幾分緩やかになってきたところで自ずと機会も増えてきた。特筆すべきはそうした機会がいずれも旧知の方々という点。主に1990年代に非営利団体で関わりがあったり、仕事でご一緒したりという方と久しぶり(十年前後ぶりetc.)にお会いし、同窓会のような時間を過ごせた。

 短時間の分も含めると、3/30、4/2、5/11、8/24、8/25の5回(計13人)。この他に、卒業時の小学校の同級生とFacebookを通じて連絡がとれたというのもちょっとしたトピックだと思う。クラス会の予定が決まれば一報を入れてもらえることになっているのはありがたい限り。2025年に開催されれば一大ニュースになりそうだ。

北区の社会福祉協議会、JR駅、「しぶさわくん」のコラボによるスタンプラリーが開催(3/5~4/9)。4/2に北社協のキャラクター「アイちゃん」のスタンプを押しに社会福祉協議会を訪ねた際に、主に20年前にお世話になったS.Oさんが席にいらっしゃって雑談モードに。
↑5/11にお会いした方々との一件はこちらで
8/24、こちらの掛川観光協会で待ち合わせして、入社当時の元上司と再会。今は掛川観光ボランティアなどをされているので、当地の名所等を案内してもらってもよかったのだが、何だかんだで昔話で終始する感じに。
8/25は金指駅でT.Hさんと待合せ。ご活躍中の地域や施設などを案内してもらうには十分な時間がなかったので、今回は会食と井伊谷エリアめぐりがメイン。次にお会いする時はまる一日充てるくらいでと思う。

4.猛暑にまつわるエトセトラ

 あまり思い返したくないところではあるが、長い夏と連日の猛暑にはただただ辟易した。その一端やアクシデントについては、第645話第647話第649話などに書いた通り。気象庁の「過去の気象データ」をもとに7月~9月の東京基準の最高・最低気温をグラフにしてみたら、やはり凄いことになっていた。どこでどう支障が出たかを「見える化」するのに役立ちそうだが、改めて衝撃を受けそうなので控えることに。一つ言えるのは、自身としては非常事態と呼べる一事が起きたのが9月に入ってからという点だろう。9月になれば…と耐えてきたところ、それが見事に外れたことで体調を崩したのだと思っている。2025年は早め早めに対策したいものだが、はてさて。

30℃に黄線を当てたところ、9月も延々と真夏日(猛暑日手前)が続いていたことがわかった。40℃近くまで行く日がなかった代わりに、35℃超はやはり多く、7月下旬が顕著。2025年も思いやられる…

 暑さに伴う不調の他は、2月上旬、6月下旬、11月中旬に風邪症状(喉の違和感、高めの熱、咳など)に見舞われた件が挙げられる。幸いそれほど長引くことはなく、かかりつけ医にもそれぞれ一度診てもらう程度で済んだ。

 今年の干支は「巳」=つまり「へび」。“ヘビー”な感じにならないよう、とにかく留意しようと思う。

令和7年の干支は「へび」だが、年間テーマは“not heavy”で。心も体も軽やか~に行きたいものだ。(12/21、大國魂神社にて)

3.空と海と新幹線と

 2024年は陸・海・空それぞれで乗り物を使う機会に恵まれた。飛行機は1/4、6/9、6/12の3回搭乗し、11/5~14の10日間は客船で移動。鉄道関係で大きかったのは、東北新幹線(大宮→二戸、新青森→大宮など)、北陸新幹線(大宮→敦賀)、東海道新幹線(東京~名古屋など)、西九州新幹線(長崎→武雄温泉)と四つの新幹線を計11回乗ったことだろう。

 東海道新幹線は開業60周年という節目にあって、そのアニバーサリーな感じを何度となく体感。JR東海ツアーズの会員制度が更改され、EXサービスにシフトしたことも相まって、予約や手配がしやすくなったことも大きかった。記念イベント「高速鉄道のあゆみ」も然り。抽選制のイベントゆえ、ご縁があったからこそ行くことができたのだと思う。展示を通して得た知見を踏まえて、11/30(東京→豊橋)、12/2(三河安城→東京)で乗った新幹線はひと味違うものだった。「こだま」に乗れば停車中に線路をじっくり観察できる。より重量のあるレールに換えたり、脱線防止ガードを取り付けたりといった件。「高速鉄道」が60年も走り続けるのには理由がある。つくづく偉大な乗り物だと思う。

東海道新幹線は2024年で60周年。こちらのポスター、駅でもよく見かけた。(「高速鉄道のあゆみ」イベントにて)
記念イベントでは、60周年関連など東海道新幹線グッズの展示も。ドクターイエローの御朱印帳は心惹かれるものがある。(残念ながら当会場では展示のみ)
パネル展示の一例(抜粋)。脱線防止ガードについて詳しく話を聞いていたので、11/30に「こだま」で移動している際に自然と線路に目が行き、その現物をしかとチェックすることに。
11/30、静岡駅発車後に上り方面の線路を撮影。直線区間でもガードが取り付けられていることがわかった。

2.降りたことのない駅、乗ったことのない路線・区間

 こちらもテーマとして定着してきた観があり、旅のプランのベースになっている。一つは乗ったことのない路線や区間を行程に組み込む、もう一つは下車したことのない駅をできるだけ訪ねるといったもの。泊まりがけや長距離の旅を一覧化すると下表のようになり、その府県内の鉄道路線を全てクリアした分を表から拾うと、1/5:愛媛、1/6:岡山、鳥取、1/8:奈良、京都、2/26:岩手、秋田、3/22:福井、和歌山となる。これで未乗区間などが残っているのは、北海道、大阪府と18の県に。47都道府県のうち半分以上の都府県について全区間達成!となったのは何よりの成果で、「全国完乗」も少しずつだが視野に入ってきた。

日程宿泊地最寄駅等下車・下船した道府県(関東各都県を除く)概況等
1/4~1/8松山市、岡山、豊岡、和歌山愛媛、香川、岡山、鳥取、兵庫、大阪、奈良、和歌山、京都、滋賀、岐阜、愛知、静岡第633話 ANAからの青春18きっぷ旅2024
2/26東北新幹線、花輪線など岩手、秋田、青森第636話 「キュンパス」日帰り旅
3/22~3/25羽衣、新今宮、小田原福井、滋賀、大阪、和歌山、奈良、京都、滋賀、岐阜、愛知、静岡第638話 終了&スタート2024年3月
6/9~6/12ハウステンボス、博多福岡、長崎、佐賀
6/23~6/24亀山愛知、岐阜、三重第644話 名古屋おでかけきっぷと伊賀&北勢の旅
8/24~8/25掛川静岡
11/5~11/14「MSCベリッシマ」船内北海道、秋田、石川、鹿児島第653話 函館、秋田、金沢、済州島、鹿児島・・・クルーズ船でひと廻り
11/30~12/2三河安城愛知、岐阜

 これだけ旅行なり遠出なりをすれば、乗り降りした駅の数も増えるというもので、遂に通算4,000駅を突破。4,000駅目は伊賀鉄道の上野市駅だった。(参考→第644話 12/2は三河安城から新幹線で帰京。東海道新幹線で最後に残った未乗降駅はこれでクリアとなった。「駅ログ」2024年分は当駅を以って締めくくる形に。同年の新たな乗り降りは、1/4の伊予大洲(通算3902駅目)がスタートだったので、4048駅目の三河安城で計147駅を数える。3/25には、神奈川県内の全駅も晴れてクリア。同県ラストは相模線の入谷駅だった。

 鉄道駅の数は2024年末で合計9,511(筆者基準)あるので、半分までは行かないものの過半数の域には近づいてきた。仮に年間100駅ペースで励めばあと7年くらいでそれは果たせる。無理のない範囲で引き続きと思う。

 旅をしつつも記事のネタ探しも余念なく。2024年にYahoo!の方でも出したものとしては11本あって、このうち、以下については同年の旅先で撮った写真が役立っている。2025年もこの調子?で旅と取材を両立させたいものだ。


1.日本一周、全国津々浦々

 3.は移動手段、2.は鉄道についての振り返り。2024年の旅全体をまとめるとすると前段の表の通りで、長旅に出た回数は8回となった。このうち一人旅は5回、二人旅は3回だが、日数としてはクルーズ旅10日間があったので、二人旅の方が長かった。

 そんなこんなで旅行日数は合計で30日に。我ながらよく動いたものだと思う。

 8月までは遠方に行ってまた戻る感じの旅がメインだったが、11月のクルーズは東京発着の日本一周につき、旅のエリアが一気に拡大。済州島にも寄ったので、久々の海外旅行ができたという面もあった。海外は2011年秋の中国以来。韓国は2010年11月以来なので14年ぶりだった。時の経つのは早いものだ。(参考→第318話第340話

11/5、6で太平洋を北上し、11/7に函館入り。その日の夜には日本海へ。
11/10は終日クルーズ。金沢から済州島に向かう。
11/13はひたすら太平洋上。鹿児島から東京へ進み、日本ほぼ一周が完結。航路の線は日本国内限定のようで、済州島付近のINとOUTは表示されていない。

 結果として47都道府県中、新幹線で通っただけの5県(福島、宮城、群馬、長野、富山)、未踏で終わった12県(山形、新潟、山梨、島根、広島、山口、徳島、高知、熊本、大分、宮崎、沖縄)を除く30都道府県は、どこかしらで足を踏み入れたということに。2025年はそこまで行かないかも知れないが、ここぞという時はしっかり出かけて、見聞を深めようと思う。


 末筆ながら、本年も東京モノローグ、よろしくお願い申し上げます。

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