元号なら昭和55年、平成11年、平成22年、西暦なら1977年、1988年、1999年、2000年、2011年。年数を表す2桁が同じ数字になるというのは基本的に11年周期で来るが、そう多いものでもない。
本年2022年はそんな数字並びの年にあたり、2月2日や2月22日となれば2が並ぶ年月日としてはレアな感じになる。記念日に関係する団体、「二」に思い入れや所縁のある会社などは例年以上に動きがありそうだが、どうだろうか。
筆者が着目したいのはやはり22。語呂で言えば「ふじ」や「フジ」であり、それを漢字で書くなら「藤」だったり「富士」だったり… 鉄道関係ですぐに思い浮かぶのは、富士急行(今年4月以降は富士山麓電気鉄道)の富士山駅。2022年においてこれ以上ない組合せだと思う。
今回はそんな22にちなみ、語呂ネタをご紹介。過去に撮ったものも含め、22か所分(補足用の画像を除く)を集めてみた。ひとつご笑覧のほどを。
鉄道駅
漢字の「藤」が入り、読みが「とう」ではなく「ふじ」の駅は、全国に39ある。「富士」がつく駅は20。このほかに「不二」「ふじ」「フジ」がつく駅が一つずつあって、22の語呂で注目されそうな駅は計62に上ることがわかった。
*売布神社(めふじんじゃ)、広野ゴルフ場前(ひろのごるふじょうまえ)は、読みの中に「ふじ」が入るが対象外
その62駅のうち、筆者が降り立った(改札を通った)駅は32。今年はまだ降りたことがない残る30駅の中からピックアップして、旅のプランに活かしてみようと思っている。
乗降済みの駅の例
*その他、「駅ログ」掲載の「藤」「富士」駅・・・藤枝 武蔵藤沢 藤が丘 富士見町
乗車中に駅名標などを撮った例
社名
こちらは相当数あるが、日常的に撮っている訳でもないので、手持ちは少数。駅を訪ねる旅の際、駅周辺の記録として撮った中から2件紹介する。
地名など
23区内で富士がつく地名は、千代田区富士見、板橋区富士見町の二つ。千代田区の方は2丁目2番2号があり、板橋区の方は丁目がなく番地のみで、2番地はあっても何故か22番地はなかった。
なお、千代田区には富士見坂が複数あって、おそらく最も坂らしくないのが駿河台下界隈にある一本。距離も100mに満たないくらいで、知る人ぞ知る坂と言えそうだ。
その坂上から明大通りを300mほど北へ進むと富士そばがある。都内に富士そばは多々あれど、住所表示に2が並ぶ店は限られる。こちらのお茶の水店、所在地は千代田区神田駿河台2-2-1である。
地元圏の十条には、十条冨士神社があり、その神社に通じる道路名をとった富士道踏切(→参考)というのもある。その踏切から北の方向に200mほど歩くと十条富士見銀座商店街に出る。富士見銀座を中心に22にちなんだ催しをやってもよさそうな気はするが、社会情勢的に今は難しいかも知れない。
富士山
以下は、ここ3か月以内に撮った富士山。どこから撮っても一目でわかるところがやはり富士山なのだなぁと改めて思う。
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