日本で最初の「自動公衆電話」が登場したのが1900年の9月11日だったそうで、9月11日=「公衆電話の日」なのだとか。当たり前のように各所にあった公衆電話も着々と数を減らしているようで、相も変わらず公衆電話ユーザーの筆者としては苦慮すること多々。公衆電話は設置が義務付けられた台数というのがあるそうで、その台数を削減する案が今年4月に総務省の有識者会議がまとめたとの報道もあった。いよいよ公衆電話が見つけにくくなりそうだ。
その報道によると、新しい基準では市街地で概ね1km四方に1台、その他の地域では概ね2km四方に1台とするそうで、それぞれ現行基準の倍(緩和)。この基準に沿うと、義務付け台数は27000台になり、案が出た時点の4分の1程度になるという。東京モノローグではこれまで、公衆電話を全面的に取り上げたことはなかったので、この記念日に合わせ、また、「数があるうちに撮っておくなら今」という趣旨で、今回のテーマとした。
出先や旅先で、意識して撮るようにしてからのコレクション(というかセレクション)。ここに挙げた以外にも結構な数があり、市街地においてはまだ一定数はあるというのを認識する結果となった。画像メインで、タイプ別、シチュエーション別にご紹介する。
ブース式
公衆電話=電話ボックスのイメージが強いが、街頭にあるのは必ずしもボックスばかりではない。ここに挙げた例はいずれもブース式。ブースの形状もまたいろいろなことがわかる。
店頭、店内
ここからはボックスタイプをシチュエーション別に紹介する。