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第567話 桜、青、金(2021.4.15)

 話数がいずれ567になるのはわかっていても、語呂合わせを思いつくことは数年前ならなかっただろう。時節柄、「コロナ」で一話? いや、こういう時だからこそ美麗なもの、煌びやかなもので少しでも心穏やかに… ということで今回は、春分の日以降に撮った中から色合いが良さそうな画像をピックアップし、ご紹介することにした。

 テーマは、桜、青、金。それぞれ(またはそれら)の色をお楽しみいただければと思う。


 地元名所の一つ、カトリック赤羽教会。桜が映える教会は都内屈指だと思う。

2021.3.26撮影

 赤羽台某所の桜。飛行機雲が対角線を為し、その線を挟むように桜が向き合う構図になった。

2021.3.27撮影

 こちらは荒川河川敷の芝桜。木々の桜の方はすでに大方散った後で、主役の交代を告げるような見事な咲き様。

2021.4.7撮影

 一面の芝桜。これぞ「桜色」という鮮やかさ。

 芝桜遠望。「KITA CITY」(AとCの間は区章)の文字は白色の芝桜を使って表現。


 新荒川大橋を赤羽方面に向かって渡る際、右に見えるのが芝桜で、左には赤水門と青水門が目に入る。後方の青水門(通称)は、3月26日までに門二つ分の塗装が完了。綺麗な青になった。左の門の塗り替えは2021年度に行われる予定。色違いの青水門が見られるのは期間限定ということになる。(→参考記事

2021.4.7撮影

 第446話、余談の項に記した早咲きの桜。3月20日ですでに満開だった。夕刻の撮影につき、暗くなる前の空の青が優勢。桜の方は色が出なかった。


 青春18きっぷの残り分を使うべく、遠足感覚で日光へ。2日目の4月9日は、二荒山神社の参拝後、日光東照宮を訪ね、1時間半余りを過ごした。

 当地における国宝の一つ、陽明門はやはり圧巻。「平成の修理」を経て、その輝きに磨きがかかった観がある。金色の美しさ、装飾や彫刻の多様さと精緻さ。時間が許せば延々と鑑賞できる建造物だと思う。

現地に掲出されている解説から拾うと、(上から)鬼瓦、麒麟、龍、龍馬、「千人唐子の知恵遊び」、息(霊獣)、唐獅子、中国の君子といった彫刻で埋め尽くされていて、どれも見応え十分。
鬼瓦は側面にもある。日光が当たり、絢爛な印象。

 本殿で「陽明香守」(初穂料500円)をいただく。白檀の香りが楽しめるお守りで、御利益は「疫病退散」などなど。青と金の組合せ、美品だと思う。


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