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第556話 初づくしな十月(2020.11.1)

 年をとっても新たに体験する物事というのは多々あるもので、この10月はかつてない感じで相次いだ。重なるものは重なるもの。そういう月だったのかも知れない。

 今回はそれらの振り返り。何を今さらという向きもあると思うが、筆者的にはどれも「初めての」である。ひとつご笑覧・ご高覧のほどを。


新ジャンル

 第553話に記した「次世代住宅ポイント」だが、その後何とかポイントを消化する形で各種グッズ等を引き換えることができた。

 内訳は、電化製品7、日用品1、飲食系5。このうち、自身で初めて使うジャンルのものが二つあって、新たな経験を得ることに。一つは「電気ひざかけ毛布」、もう一つは「EMSシート」である。

 ひざかけ毛布の方は寒くなるのに備えてのもので、試しに使ってみたら思いのほか快適。ひざにかけるのがメインだが、背中を覆うように使うのも可能で、これからの季節、重宝しそうである。

 EMSシートは、シート状のフィットネス機器の一種。“Electrical Muscle Stimulation”、即ち、電気的な刺激による筋トレ云々ということで、その薄さ、簡便さがポイントとある。こちらは数回試してみたが、おそるおそる状態。まだ本格的には使っていない。

「電気ひざかけ毛布」・・・マルチタイプというだけあって、使い方は様々。
筒に収まる「EMS SHEET」。電化製品の一種ということで、ジョーシンから届いた。(→参考

ネットスーパー

 クーポン特典を活用し、初めてネットスーパーを利用。「楽天西友ネットスーパー」で約2,000円分を買い、最終的な会計1,336円となった。買いたい品がある程度あれば、最低ラインの買い物額(2,000円)にはなる。送料無料となるとハードルは高いが、今回のように値引き額が大きい場合は送料が別にかかっても十分お得。とにかく便利なサービスであることはわかった。大きめの品を買う時は特に有意義だと思う。

こうした大きめ品はネットスーパーに限る?
他には、チルド惣菜、パック飲料、保存の利く食品などを購入。クーポン1,000円は大きかった。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

 テレビアニメの劇場版は初めてという訳ではないが、京都アニメーションによる映画はこの「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が初見。イオンシネマで使える「ACチケット」を割安で手に入れたのがきっかけではあったが、おかげで上質な作品を鑑賞できて言うことなしである。

 画が美しいのは言うまでもないが、複数あるストーリーのそれぞれや、その重ね方がまた美しいというか見事というか。これまでに観たアニメ映画の中で、トップクラスに相当する作品だと思う。

イオン板橋(東武練馬駅前)にあるイオンシネマで鑑賞。感染症対策で席の間隔が開いていて、作品世界に集中できたのもよかった。
入場者プレゼントというのがあって、10月7日時点の特典は原作者書き下ろしの短編小説冊子だった。冊子もまた美装である。

スマホ+電子クーポン

 諸般の事情でスマートフォンを持たずに日々暮らしている筆者だが、さすがにそうは言っていられない状況に直面した。運よくキャンセル待ちのツアーに参加できることになり、現地までの往復+宿泊を別に用意する手筈にしたのだが、その分を「Go To」対象の旅行商品にしたところ落とし穴が。15%分の「地域共通クーポン」の扱いは旅行会社によって異なるものの、電子クーポン限定というパターンもあって、「JR東日本国内ツアー」が正にそれだったのである。スマホで専用サイトにアクセスし、IDや番号等を入力するとクーポン画面が表示されるという仕掛け。イオンシネマの流れも多少はあったのだろう。イオンモバイルの無料貸し出しサービスに行き着き、出発日の前日にスマホを何とか借用。サイトへのアクセス、クーポンでの決済ともに手こずったが、無事全額分を使い切ることができた。

 何がきっかけでお世話になったりご縁ができたりというのはわからないもの。とりあえずスマホの有用性の一端を今回知ることになった訳だが、使いにくさやリスク面も実感した次第。使うとすれば最低限の機能を格安で、だろう(というのがわかったことが収穫か)。

「電子クーポン受取サイト」画面例。ここに辿り着くまでが一筋縄では行かなかった。レンタル機種は、富士通の「arrows M03」。
クーポン選択後、レジカウンターにある店舗用QRコードを読み取れば円滑に遷移するのだが、読み取れない場合もある。筆者利用時は、バーコード下部の数字を入力し、何とか成功。一時はどうなることかと思った。

紙クーポンも

 新駅の取材(→参考)に備え、川越で1泊することにした。こちらも地域共通クーポンが発行されるプランだったが、電子タイプではなく紙タイプ。紙の方が断然使い勝手はよかった。ともかく短い期間で電子と紙の両方を使う機会を得て、少なからず経験値のアップになった?と思っている。

ホテルで発行してもらった紙クーポン。クーポンは実物に限るとつくづく思った。
地域共通クーポンはこちらの店で全額使用。二人でディナーセットなどを注文した。

ディーゼル機関車添乗体験

 先に記したキャンセル待ちのツアーというのは、「秋田臨海鉄道見学の旅」と称するので、初開催となる「秋田臨海鉄道特別公開2020」に参加するのが主旨。参加できるだけでもラッキーだったところ、筆者としては珍しく抽選会の方も大当たりが出て、ディーゼル機関車の乗車体験ができることになった。

 ディーゼル機関車は近くで見学することはあっても、運転室に入る機会はそうそうない。動いているディーゼル機関車に乗せてもらうとなると、さらにレア。ありがたいことこの上なしである。

参加証の番号=抽選会での番号。No.157は「臨海鉄道1等賞」で機関車乗車体験にご招待。
添乗させてもらったディーゼル機関車「DE10-1250」。秋田臨海鉄道の創立50周年記念ヘッドマークつきで気分は上々。

 「臨海鉄道」が主催するイベントももちろん初。その日は、現地での「秋田竿燈まつり」を初めて見物したり、例の電子クーポンを初めて使うなど初づくしだった。

ディーゼル機関車からの眺め。約200m×2往復で、大いに満喫させてもらった。
今年は8月の本番は見送りに。代わりにコンパクトな形態で実施する日を設けているのだとか。スタート前にたまたま遭遇し、しばらく見物。あらゆる角度から間近に見ることができ、ありがたかった。

 初めての某、11月も続くか... 何となく予感はある今日この頃である。

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