4月の或る日、左の腰のあたりに何気なく手を置いたところ、シコリ様の感触があり、何事かと思う。いずれ引っ込むだろうと思っていたが、6月になっても相変わらずなので、地元の医療機関で診てもらうことに。いわゆる腫れ物として捉えると皮膚科?ということで予約して、6/26に診察してもらったが、表面に出ないタイプだったため、当科ではわからず診療科を変更・・・整形外科でと相成った。
で、整形外科を受診したのが7/4。皮膚科ではできなかったエコー検査をしてもらい、皮下に腫れ物らしきものを確認した。が、その実態は不明。筆者は脂肪の塊?と見ていたが、どうもそうではないらしい。腰を中心にMRIでチェックし、その結果を腫瘍専門の医師に診てもらうという凄い話になった。
結果からすると何ということではなかったので良かったのだが、そのプロセスたるや、である。MRIは7/17に受けた。20分程度と聞いていたので、そのくらいならと思っていたら、何だかんだでその倍・・・40分は要したように思う。こんな筈では…の其の一である。
MRIをクリアしたところで、その正体がわからないことにはスッキリはしない。腫れ物だが、気分的には晴れないという話で、腰に手をやればその存在はなお顕著。結果がわかるその日が来るのが待ち遠しかった。
皮膚科を受診してから1か月。7/26がその日だった。予約した時間帯は14時~14時半だったので、14時過ぎには受付を済ませ、待合スペースへ。遅くとも14時半には診てもらえるだろうと思っていたのだが、そうは行かなかった。
腫瘍専門の医師は、月に一度程度ということのようで、頻度が少ない分、予約も集中するのだろう。加えて、診てもらう側も軽度では済まないだろうから、診察準備を含め、一人あたりの時間は長くなる。驚くなかれ、筆者が診察室に入ったのは15時40分頃・・・受付をしてから実に100分近くが経っていたのである。こんな筈では…の其の二である。
そんなことなら、他の所用を済ませてからでもよかったと思う訳だが、こればかりはどうしようもない。気が晴れるような余興等も持ち合わせていなかったので、待っている時間が長くなるほど腫れ物の正体についてあれこれ考えを巡らせることになり、余計によろしくない。これで思わしくない話だったら絶望的である。
待ち時間が長かったのに反して、診察時間は至って短かった。MRIでの異常は認められず、触診でも何の所見もなし。見立ては単なる“腫れ”で、大きくなるようならまた受診ということで、この日は終了となった。
何事もないということでは晴れ晴れしたが、腫れはそのまま。奇しくも、7/26の日中の天気は「晴」の一字。東京基準で7月の日中において「晴」と出たのは、この日が最初だった。(→参考)
診察を終えたら、実家周りの所用で某市役所へ、というプランはこの待ち時間の影響で見送りに。今のところ仕切り直しの目途は立っていない。
7月はこのハレの一件のほかにも、こんな筈では…がいくつかあった。
ゼンショーグループのファミレスの一つに「ビッグボーイ」というのがある。朝食メニューを扱っている店がそれほど遠くない場所にあったので、7/22の朝に訪ねてみることにした。良さそうなら今後も時々と思っていたのだが、この一回が最初で最後に。前野町店、7/28を以って閉店というのだから驚いた。一度でも行ければそれで、ということかも知れない。
23区内で見ることができるSL(保存機)を撮影するため、7/26に新橋へ。当地のSLは、アクセスもいいし、街頭インタビューの背景でもちょくちょく出てくることから知名度としては国内屈指といっていいだろう。
そんなSLも、広場でイベントがある折には存在感が薄れる。撮影に行った日は、何の因果か「新橋こいち祭」の最中で、SLの撮影ポイントが見事にステージ裏、つまりバックヤードとなり、関係者以外は立ち入りNGの状態に。事情を話して通してもらい、何とか撮ることができた。SL目当てで来る人は少なからずいるだろう。ステージ、バックヤードを設けるなら、SLから離れた場所がいいのでは?と思う。
ステージのオープニングは、12時~と出ていた。筆者は12時の汽笛吹鳴に合わせて出かけたのだが、これも空振り。てっきり汽笛に合わせてステージスタートと思っていたのだが、イベント優先で汽笛は止めていたのだとか。こんな筈では…である。(新橋のSLを含む「23区内のSLスポット」リポートはこちら)
梅雨が思いがけず長引いたというのもまた然り。梅雨が明けたら忽ち猛暑というのは想定内ではあったが、それにしてもである。こんな筈では…は、ほどほどが望ましい。