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第668話 暑熱の日々、その備えと対策(2025.7.1)

 2024年の猛暑、酷暑に伴う実体験を踏まえ、2025年はしっかり対策しようと準備をしていたら、6月半ばにして早くもウンザリする日々がスタート。本来ならこのくらいのタイミングで暑熱順化を進めるところ、後手後手・・・そういう意味で早めに自室用のエアコンを取り付けておいたのは正解だった。

 4月に店頭などでチェックし、4/21(月)に「ビックカメラ.com」で購入。5/2(金)にめでたく設置を終え、来たるべき日に備えることができた。6/16(月)以降は本格的に稼働。おかげで自室(自宅)にいる間はまずまず快適に過ごせている。

コジマで目を付け、他社製品との比較検討の基準になったオリジナルモデル。本体54,800円、標準工事費込みで(税抜)69,100円だったが、ビックカメラのネットショップでは税込で合計67,456円(クーポン利用)で済んだ。これに追加工事費を足し、付いたポイントを円で引くと71,270円。上々だったと思う。
自室窓側にはエアコン設置を想定した壁面があったものの、長年ブランクだった。5/2、取り付けられるべき機器が晴れて取り付けられ、室内は快適に。これまで使っていた移動式クーラーは引退。
オリジナルモデルのポイントの一つは「解凍洗浄」。お買い得品ながら、機能はそれなり。進化したものだと思う。

 常時在宅でよければ備えとしてはそれでいいことになるが、買い物等で出かける必要がゼロでない以上、そうは言っていられない。何らかの対策なり、行動パターンの見直しなりが求められる訳で、6月後半はその試行錯誤が続く感じに。いろいろと試して得た策としては、次のようなものが挙げられる。

①日中の予想最高気温が30℃を超える時は、基本的に外に出ない
②所用で外に出るなら夜にする
③夜でも熱風または高湿度状態の場合はできるだけ出かけない
④翌日の気温、風向などを勘案し、暑くなりそうなら必要量の飲食物を前日に買っておく
⑤当日の午前中、雲が多く(日射が弱く)、それほど暑くない感じであれば無理のない範囲で買い出しなり外食なり
⑥出かける時は、日傘、水を噴射するスプレーは必携
⑦熱中症対策のイロハ的なことも余念なく

 加えて、余程のトピックがない限り、旅行・遠出の計画も立てないことにした。2025年は「動かない夏」が筆者にとってはキャッチフレーズになりそうだ。

 そんなこんなで今回一話書くとすると、ここ2週間ほどのそんな試行に関してといったところ。参考になりそうな話が少しでもあれば幸甚である。


エアコン関係

 大手メーカー品ではなく、ビックカメラオリジナルモデルということで、最低限の仕事をしてくれればいいくらいに考えていたが、今のところ期待以上の働きぶりで大助かり。昨夏はリビングで多くを過ごすも、冷気、涼気がほしい時に設定温度の都合で止まってしまう旧タイプのエアコンらしい欠点に泣かされていた。その懸念から解放されたのは大きい。

 理想的な設定は室温28℃目安、湿度60%以下とのことだが、その数値に調整するのは案外難しく、①はじめに「冷房」を入れ、しばらくすると湿度が80%超になる→②「除湿」で70%前後まで下げると今度は温度が低めになる→③再び「冷房」→④湿度80%超・・・を繰り返す運用になっている。0.5℃刻みで調節できるので、冷房の温度設定は27.5℃にしているが、果たしてその通りになっているのかどうか。自室にいる時は、冷房⇔除湿を概ね10~15分サイクルで切り替えている。

 湿度60%~70%を維持しつつ、室温をいかに最適化するか… もうひと工夫しないといけない観はある。


外出

 近場の移動は専ら自転車だが、暑い中では無理はしない方がいいので、コミュニティバス「Kバス」の「一ヶ月定期券」を試しに買ってみた。買ったのは5/31で、期限は6/30。その気になれば赤羽駅~浮間舟渡駅の範囲は出かけられるが、最寄りの停留所に行くまでのことも考えないといけないので、易々とは行かない面はある。定期券は持参人式なので、夫婦で共用することは可能。今月は専ら細君が利用し、早々に元は取れた。暑さが厳しくなった6/16(月)以降で、筆者が使ったのは6/22(日)のこと。普段なら自転車で行くホームセンターまでバスで行き来したが、熱風の中を停留所で待機するのは考え物だと思った。持っておけばいざという時に有効、定期券はそんな存在である。

移動手段を確保すべく「一ヶ月定期券」を購入。5/31~6/30で3,000円(6/1~30も同額)。1乗車100円なので、30回以上乗ればおトクになる。
ルート変更に伴い新設された「北赤羽駅赤羽口」停留所付近を進むKバス(赤羽駅方面行き)。日は落ちてきていたが、夏至の翌日だったので17時台後半でもまだまだ明るかったし、暑かった。

 Kバス(浮間ルート)は夜間の運行はないので、夜に出かける場合は自転車がメイン。日が暮れても熱風や高湿度が残る中では出かけないことにすると機会は限られてしまうが、6/18、20、23、26、27は夜の外出を敢行した。範囲は片道2~3km程度。日中に出かけるのを止めて夜にというシフト策はアリだと思っている。

 午前中に外出できた日もあるにはある。6/20(金)は、曇り基調で蒸し暑さも控えめだったので、赤羽駅西口のファミレスへ。お手軽モーニングメニューで一定時間を過ごし、いい息抜きができた。

 6/24(火)は、雨雲に覆われていたおかげで暑さはそこそこ。雨が降るとしても一時的と見越した上で川口方面に向かった。元郷・領家エリアには、赤羽にはない店がいくつかあって、その一つが「むさしの森珈琲」。ここで90分ほどを過ごした。

むさしの森珈琲で「アイス珈琲」(税込495円)をいただく。10時半まではモーニングサービスがあり、「トースト&ゆで玉子」など4種類からセット可能。7月以降は何とも言えないが、行けそうな日が来たらまた是非と思う。

 昼に近づくにつれ外気に暑さが感じられるようになり、家路を急ぐ恰好に。とは言え、せっかく出てきた以上は、サミット(川口エルザタワー店)には立ち寄りたい。買い物目当てではあるが、当店には「健康コミュニティコーナー」があり、血管年齢、体組成、骨密度(骨ウェーブ)のほか、糖化度や肌年齢なども測れる。熱中症対策の一環として、測定できるものは測定しておきたい。動きが鈍る分、食事量には気を付けるようにしているが、体重や体脂肪率に特段の変化はなし。体水分量の方は十分で、ひと安心だった。

サミット内にある「健康コミュニティコーナー」(略して「けんコミ」)。写真に写っている分だけでも(左から)血圧、血管年齢、体内老化物(AGEs)、握力の各測定器が並ぶ。(2025.6.12撮影) この日は握力が平時以上で、年代別でまさかのトップに。ボードにその記録が掲示されることになった。(後日あっさりと更新…)
「けんコミ」には野菜摂取レベルがわかる「ベジチェック」もある。6/24に測ったら「6.0」(もう一歩)だった。

 各種測定中に通り雨があったようで、空気中の水分もバッチリ? それでも蒸す感覚はなく、雨が熱を奪ったようで、涼しい中での帰宅となった。その後、夕方になると雨の水分が充満し、外はサウナ状態に。室内の湿度も高めで、こまめなエアコンの操作を余儀なくされた。

6/24、18時ちょうどの室温と湿度。エアコン効果で25.2℃まで下がるも、湿度の方は外気の影響もあって80%!
こちらは6/28、10時ちょうどの測定値。6/27の大雨からの冷気(+北からの風)のおかげで、エアコンを稼働せずに半日ほど過ごし、この値に。28.0℃、55%と実に理想的だった。(こういう日が続くといいのだが…)

体調面

 自室で過ごす時間が増えるのはいいが、同じ姿勢で長時間という日が続いたせいか、6/23(月)は肩凝り+首凝りで体が重々しくなり、痛みも生じた。

 6/24(火)は多少緩和されたので、自転車での外出に臨んだが、これが良くなかったか、6/25(水)に再度痛みが出る事態に。かかりつけの整形外科は水曜日が休診につき、安静にするしかない。その日は痛み止め等で何とかしのいで、翌日受診することにした。

 6/26(木)はお出かけモードではなかったが、そんな訳で早めに整形外科へ。所見はやはり肩凝りで、ストレッチを推奨、必要なら痛み止めを処方といった具合で済んだ。「SHOCKMASTER」と称する圧力波治療器の話も出て、それならばと試させてもらうことに。どうやらこれが効いたようで、痛みはすっかり収まった。復路は暑い中ではあったが、支障なし。少しは暑熱順化できてきたのかなとも思う。

備えあれば何とやら。前日におにぎりを買い込むこともある。(6/24購入分の例)
グラフの通り、2025年6月は半ば頃が一つのピーク。そのまま猛暑日基調になったら…と大いに案ずるところだったが、2022年のような猛暑日の連続には至らなかった。最高気温の月平均は、2022年:27.6℃、2025年:29.3℃。

 いよいよ7月に入り、夏本番が到来する。今夏の暑さは単に前倒しで、9月にはすっかり秋モードになってくれることを願いたいが、どうなることやら。皆さんもどうぞご留意ご自愛のほどを。


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