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第583話 2021年15大ニュース(前編)(2021.12.15)

 恒例の一年の振り返り回。2021年は15大ニュースとし、2回に分けてご紹介する。


15.自転車新調

 主に通勤で使っていた自転車がその走行距離の影響もあっていろいろと支障が出てきたので、5月に新しい自転車を購入(→第571話)。これがなかなか丈夫にできていて、前のと違って強風で倒れることもなく重宝している。

 後述の板橋区内各所の移動、自宅~トランクルーム、トランクルーム相互間の移動、運搬などで大いに活躍。ただし、新規自転車を使った遠出は今のところあまりしておらず、出かけた範囲は千代田区、文京区、豊島区、北区、板橋区、練馬区、川口市にとどまっている。諸々落ち着いたら、より遠くへ足を延ばそうと思う。


14.マイナンバーカードとマイナポイント

 マイナポイントに触発されて、遅れ馳せながらマイナンバーカードの交付を受けることにした。証明写真ボックスで手軽に申請できるという話だったが、どうせならICカードで支払い可能なボックスがいいだろうと考え、隣区の区民事務所へ。そのボックス経由で申請したのが1/26で、関係する通知書が届いたのは2/24だった。

 その通知をもとに、カードを受け取るための予約を「個人番号カード受取窓口予約システム」で入れる。3/10に区役所でカードを受け取り、次はマイナポイントの手続き・・・条件を満たせば合計7,000ポイントが付与されるというので、WAONを選択。端末で手順に従い操作し、条件に合うチャージもそこで行う。翌月末にはその付与分をチャージできるということで4/30に近所のイオン銀行ATMで試したところ、5,000(通常のマイナポイント)、2,000(特典分)の表示がきちんと出てひと安心。手が込んだプロセスではあるが、きちんとこなせば相応の成果が得られる。7,000ポイントは大きいと思う。

1/26、証明写真ボックスで申請
交付場所は北区役所にした。通知などでは「個人番号カード」一辺倒だったが、会場では「マイナンバー」。最初からこれでいいような…

3/14、WAON端末でマイナポイントを申し込む(画面例)
4/30、今度はATMでマイナポイントを受け取る手続き

13.温泉×5

 2020年に比べると、2021年は多少は旅をしやすかった(ように思う)。意を決して旅に出るのであれば温泉は外せないと考え、泊まりがけの旅6回のうち5回は温泉をどこかしらに組み込む形にした。

 3/21~22は伊香保、4/8~9は日光清滝でそれぞれ温泉つきの宿に泊まった。9/3~4の信州方面一人旅では、9/3に湯田中駅前の温泉に入り、その翌週の3泊4日(9/8~11)の旅では9/9~10の1泊を鳴子温泉にした。直近では11/19~23の4泊5日の長旅(→第582話)で、最終宿泊地を宇奈月温泉に決め、旅の労を癒した。

伊香保温泉の宿では露天風呂も。好天、好湯だった。
清滝エリアでは唯一の温泉宿「登喜和旅館」。もともと定員が限られているが、宿泊時はほぼ貸切状態。快適だった。
湯田中駅前温泉「楓の湯」。一般入湯券、300円と格安だった。
鳴子温泉は、クルーズトレイン「四季島」のツアー客も泊まる旅館に。日によってお湯の色が変わるのが同地の温泉の特徴。9/10は乳白色だった。

 一年で温泉に5回というのはまずまず。温泉地という訳ではないが、天然温泉つきのホテル(ルートイン)を2か所利用したというのも加えれば7回になる。ちなみに2019年は温泉地での宿泊が6回(泊数は7)あった。2022年はまたそのくらいのペースに持って行きたいところだが、どうなることやら…


12.無料お試し三昧

 「おうち時間」がさらに増えたこともあって、2021年も動画配信サービスを各種試してみた。期間は限られるが、無料で利用できるというのは何につけありがたい。レンタルを躊躇していたものなど、前々から気になっていた作品(アニメ、映画がメイン)が見つかればピックアップ+リストアップ。手隙の時間に視聴し、おかげでいい気分転換が図れた。主に試したのは、Amazonプライム(1/5~2/1)、U-NEXT(9/15~10/14)の二つ。今はU-NEXTのリトライキャンペーンの最中。お試し終了は12/23なので、それまでにせっせと利用させてもらおうと思う。

 CD、DVDが決まったタイミングで2枚ずつ借りることができ、1か月以内にそのローテーションを可能な限り回せるというサービスもあり、最大限活用させてもらった。「TSUTAYA DISCAS」の定額レンタルプラン・・・期間中7回利用し、2枚組CDを多く借りたため、枚数としては結構な量に(計19枚だった)。特にありがたかったのは、数量限定で発売されたレアなCDも借りることができたことだろう。図書館はもとより、通常のレンタル店舗でもお目にかかれないサントラ盤もあり、それがちゃんと届くものだから感慨はひとしお。フルでサブスクを利用している音楽ファンからすればどうという話でもないかも知れないが、筆者的には絶賛モノなのだった。

配達、返却は「ゆうメール」の往復封筒を使用。自宅の宛名面を切り離すと返送先が出てくる仕掛け。これは便利!
筆者としては幻のような存在だった佐野元春の「The Essential Cafe Bohemia」。見つけた時は目を疑った。聴けばやはり名盤。ありがたかった。
TSUTAYA DISCASのレンタル履歴(一例)。左端が発送日でその隣が返却日。3~4日周期で借りて返してを続け、結構な数に。

11.首都圏政令都市全駅達成

 鉄道駅の乗り降りは2020年よりも飛躍的に増え、新たに下車、乗車した駅は100を超えた。このご時世でよくぞ(というか、よくもまぁ)と思う。(→参考

 テーマはいくつかあったが、その一つに首都圏の政令都市にある駅でまだ訪ねたことがない分についてはこの際クリアしようというのがあり、それを達成。

 7/17には千葉市(千葉都市モノレールの12駅)、8/18には18きっぷを使い、横浜市(鶴見線1駅)、相模原市(相模線4駅)といった具合。もっと早くにやっていても良さそうな話だが、いつでもできそうな件ほど後回しになってしまうのもまた事実だったりする。

 8/18は御殿場線にも乗り、3駅訪ねた。そんな訳で神奈川県の未乗降駅も随分と減って、残るは4駅。県内全駅達成が見えてきた。


10.板橋区な年

 トランクルーム、レンタカー、新しい自転車・・・これらの要素が重なり、2021年はかつてない「板橋区YEAR」になった。荷物を運び入れ、そこで仕分けをし、また運び出しという流れがあれば、自ずとその所在地、経由地にはご縁ができる。

 縁が深まったのは、成増、下赤塚の両駅周辺。あとは、自転車でよく通った蓮根、高島平、四葉、徳丸の各エリア。富士見街道、旧川越街道沿いも詳しくなった。最近は前野町、常盤台界隈の出没機会が増えている。

 来店機会が多い飲食店というのもいくつかでき、成増駅では回転寿司の魚べい、四葉ではコメダ珈琲店が各6回を数えた。初めて訪ねた区の施設は、板橋区立リサイクルプラザのほか、赤塚、東板橋、中央の図書館三館が挙げられる。地元の区とはまた違った面があり、見聞が深まった(と思う)。

110円が基本の魚べい。二人で行ってもこんな具合でリーズナブル。十分満たされてしまうのだった。
板橋区四葉にあるコメダ珈琲店。週末は混み合うので、主に平日午前中に利用。ここならと思い、コーヒーチケットも買った。
3/28、リサイクルプラザに初めて来館。この日はパネル写真展「海洋ごみについて考えよう」などが開かれていた。(筆者としては懐かしい展示がチラホラ)

 自転車であちこち走ったこともあって、板橋区内における未踏、未開の町はぐっと少なくなった。残るは南町、幸町、大谷口上町、大谷口北町、東山町、大門の六つ。クルマなどで一部を通った可能性はあっても、意識して訪ねたことはいずれもない。2022年の探訪ネタとして、どこもなかなか良さそう?と見ている。


9.博物館、資料館、記念館

 2020年はとかく休館や展示中止などが多く、博物館や資料館の類で訪ねたのは2館程度。一転して2021年は一定の時間を過ごしたという基準で挙げると8館となり、例年以上に学が深まった(と思う)。

 物流博物館の件は第568話に書いた通り。追加の寄贈分があったので6/17に再訪し、4/22で見物した展示のおさらいなどができたのは大きかった。「マンスリー上映会」でこれは!というのが出てきたらぜひと思っている。

 あとは、「青天を衝け」大河ドラマ館(第581話)や、第582話で触れたうすくち龍野醤油資料館(11/20)、津山まなびの鉄道館(11/21)、うなづき友学館(11/23)など。11/23は黒部川電気記念館でも40分ほど過ごした。電力会社の施設はさすがによくできているというのが率直な感想である。

蓮根2丁目にあった植村冒険館。同館も板橋区のご縁の一環で訪ねることができたのだと思う。
黒部川電気記念館の目玉の一つ・・・黒部峡谷鉄道のトロッコ電車に乗った気分に浸れるパノラマ映像コーナー。黒部川や黒部ダムの展示も見ものだが、鉄道ファンとしてはこれがイチ推し。

 その他は、植村冒険館(8/24)、田端文士村記念館(10/8)の二館。植村冒険館は、8/29を以って閉館となったため、滑り込みのような感じだった。リニューアルオープン後にまた訪ねてみようと思う。


8.勤務形態見直し

 2021年度はテレワークを主体としつつ、在席時間の方も自由度を上げてもらい、まとまった時間を確保。環境改善(→第571話)や懸案対処に充てることにした。業務委託で得る収入はその分減るが、めざしていた着地点が見えてきたという点では上々。来年度はまた異なる前提で勤務形態を見直そうと考えている。


*後編(7.→1.)は次回のお楽しみ。佳い年の瀬をお過ごしください。

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