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第626話 週末は近場か近郊で(2023.10.1)

 ここまで暑い日が続くとは思っていないから、9月ならではの行事等がいろいろあればそれに合わせて予定を立ててしまう訳で、結果として暑さに耐えつつ出かけることになる。

 猛暑の中を泊まりがけの旅をするのもどうかと思ったので、9月は専ら近場、近郊で。都区内と千葉県に移動範囲が収まってしまったあたり、いかに出かけにくい気候だったかがわかる。範囲は限られながらも、週末はどこかしらに足を運んでいたそんな月。我ながらよくもまぁ…という感はある。

 話題性やトピック的要素はあまりないが、今回はその土日祝の外出の小まとめ。ひとつご参考(?)まで。


外房線5駅など(9/3)

 今夏の青春18きっぷの5回目をどこでどう使うかを考えた末、電車内に掲示してある「路線ネットワーク」をヒントに、その範囲にあるまだ訪ねたことのない駅を巡る旅がいいだろうとなる。方面としては房総。成田線の我孫子支線、東金線、外房線で計8駅(後段6枠・・・#3873~#3880参照)が残っていたので、できるだけ時間的ロスが出ないように行程を組み乗り降りに励んだ。

JR東日本、首都圏エリアの電車内などでおなじみの「路線ネットワーク」。この範囲内での未乗降駅は八つあったが、9/3に何とかクリア。

 東京近郊に含まれるとは言え、今回の8駅はいずれもローカル度が高く、駅で過ごす時間は長め。自ずと駅周辺を散策する距離も長くなり、何だかんだ合計で5.5kmほどになった。最後によく歩いたのは上総一ノ宮界隈。駅名由来の上総国一之宮である玉前神社に参拝するなどし、帰途についた。この後は東京方面に帰るだけだったが、普通列車でガタゴト行くのも何なので、18きっぷで乗れる全車指定席タイプの快速列車を利用。その名は「B.B.BASE外房」。元々はサイクリング客向けの臨時列車(またはツアー列車)だったが、自転車の有無によらず指定席券で乗車できるようになったので、ここぞとばかりに事前に押さえておいた。

玉前神社(上総国一之宮)。こじんまりした感じで、境内を一巡するのにさほど時間はかからなかった。
「B.B.BASE」車内。向かいの席は空席だったので、一人二席利用のような状態で、ゆったり過ごせた。
安房鴨川発・両国行きの「B.B.BASE外房」の途中停車駅は、勝浦、上総一ノ宮、本千葉のみ。本千葉では19:03着-05発で停車時間があったので、その間に撮影。通勤用車両を改造したものだが、乗り心地は特急並みだった。

 臨時快速で一気に帰れるという前提があれば、それまでの動き方に多少の無理も利くというもの。よく歩いた後の座席指定列車は実に快適で、ありがたいことこの上なかった。

 今後の近郊旅、18きっぷ旅は、このパターンをできるだけ採り入れようと思った次第。次は両毛線か水戸線か... 臨時列車情報、再度チェックするとしよう。


「第1回スポーツフェスティバル in 板橋」(9/9)

 地元エリアにある小豆沢体育館などのスポーツ施設群は、通りがかることは多々あれど入場、入館することはまずなかった。それら施設、フィールドで第1回目となるフェスティバルが開かれるというので出かけてみた。普段接することのない様々なスポーツや競技を体験できるとあれば、運動系とご縁がない筆者でも少なからず心動くもの。だが、結果としてきちんと体験できた種目はゼロ。初開催となれば致し方ない面はあるが、タイムテーブルがあってないような状態だったのと、受付時に要領等の説明がなかったことが最たるNGポイントだろう。

 総合受付のような受け皿がまずあって、人数枠や所要時間が決まっているものは整理券(+時間指定)制にして一人3種目までとかにした上で、あとは随時参加可または入退場自由のプログラムをいろいろという風にできれば意義ある催しになったのでは?と思う。

あずさわスポーツフィールドなどで開かれた「スポーツフェスティバル」。期待はそこそこあったのだが…
なぜかスタンプラリーもあって、このような結果に。展示物を見ただけで押してもらえるコーナーもあって、所定の数はこなした(4個で記念品)。バレーボール、太極拳は受付のみ。トレーニングルームはただ下見しただけだった。

再び外房線(9/18)

 三連休の最終日、実家関係の所用で再び外房線に乗ることになった。9月半ばを過ぎればそれほど暑くはないだろうと見込んでこの日にしたものの、見事に裏切られた次第。千葉基準の最高気温は何と32.9℃だった。東京は33.3℃を記録したので、幾分避暑になったのかも知れないが大差はなし。そうと知っていれば別の日にしたものをという一日だった。

 あまりの暑さのせいか、帰りの東京駅では上野東京ラインの列車が救護活動でしばらく停車したり、赤羽駅では埼京線の列車が窓に損傷云々からの応急処置でなかなか発車できなかったりとアクシデント続き。急いで帰宅する必要はなかったので平気だったが、そうでなかった人もきっと多かったことだろう。何はともあれ当の列車は7号車を空車扱い(ドア開閉なし)にしてそのまま運行。大事には至らなかったようだ。

赤羽16:41発の各駅停車。遅れて到着したのに加え、7号車の窓損傷の手当てでさらに遅延。20分ほど遅れ、17時頃の発車となった。

「京成ドライビングスクール オータムフェスタ2023」(9/23)

 いわゆる教習所の中に入る機会は、日常においてそうあるものではない。運転免許取得に向けて通っていたのが1988年のことだから、教習所内にきちんと足を運んだのは35年ぶり?となる。

 9/23は、京成グループ「お客様感謝イベント」の一環として、京成ドライビングスクール(京成高砂駅下車)で「オータムフェスタ」が開催。バスの出展がメインの「のりものイベント」といった趣だったが、近年の教習所の実態を垣間見ることはできた。屋外の教習コースの構成、設定に関してはそれほど変化はないと思われる一方、教室棟の方は食堂や休憩スペースが充実していて隔世の感あり。教習所自体のガイダンスツアーのようなプログラムがあれば喜んで参加したと思う。

バスの展示で目を惹いたのは、何と言っても「リカちゃんラッピングバス」。車内でしばらくくつろがせてもらった。
ラッピング面が最も撮りやすかったのは車両後方。「かつしか」と入るとたちまち庶民派のイメージになってしまうところがまた妙味。
よく考えると、駅から歩いて行ける教習所というのもなかなかない気がする。京成高砂駅からは最短距離で600mないくらい。フェスタ開催時はまた来ようと思う。

 10月も週末はだいたい出かけることにしていて、10/14~15に関してはJR東日本「どこかにビューーン!」での旅に出る予定。きちんと秋らしい陽気になることを祈るばかりである。

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