JR東日本のポイントサービス「JRE POINT」の特典で、ポイント利用で新幹線に乗れるというのは以前からあった。ただ、「お先にトクだ値スペシャル」の50%OFFに比べるとおトク感はないため、これまでご縁がなかったのだが...
2022年は各新幹線のアニバーサリーイヤーにあたり、「JRE POINT特典チケット 新幹線YEARスペシャル」が設定され、大いに心動かされる。
~100kmが1,000ポイント、~200kmが2,300ポイントでOKという大盤振る舞い。設定期間は2/1~28、6/1~14、9/26~10/7(計54日)で、なかなか絶妙だと思う。2月は、来たるべき3月&4月のあれこれに備えるため動きようがなかったが、6月はそれらが一段落したこともありチャンス到来。だが、遠出するにも限度はあるため、とりあえず筆者単独で6/4に上野→小山、6/13は二人旅で大宮~高崎の往復分といった使い方にした。それぞれ日帰り旅だが、新幹線が5,000ポイント、つまり5,000円相当分で計5回分も乗れるというのは凄い。こうした機会はそうそうないと思う。
という訳で今回は、両日の新幹線利用の話。6/4、13の旅先なども含め、画像メインでご紹介する。
6月4日(土)
1,000ポイントで行けるのは100km以内。できるだけ100に近づけるのが理想だが、そううまく行くものでもない。大宮~小山だと50km程度なのでおトク感は弱め。上野~小山にすれば77kmになるので、あえて上野まで行ってから北上するプランにした。
通常なら運賃+料金で3,210円(自由席の場合)。JRE POINT特典チケットの通常版でも2,610ポイント。これがスペシャルだと1,000ポイントなのだから実にありがたい。
当日は「なすの257号」(上野11:14発→小山11:52着)に乗車。E5系ということもあり、快適だった。
新幹線の小山駅で下車したのは初めて。東北新幹線の駅を訪ねるシリーズの一つが叶った。その後は、コミュニティバス(×2)、東武日光線の駅(×3)などがテーマ。両毛線の駅はなかなか降りて乗ってがしにくいのだが、コミュニティバスを使ったことで新たに2駅が加わった。埼玉、群馬、栃木の「三県境」を見物、撮影できたのも一大成果だった。
6月13日(月)
JRE POINTは細君も程よくキープしてあって、この日はそこから1,000ポイント×2人分×往復で予約。往路は「あさま601号」(大宮7:17発→高崎7:44着)、復路は「とき336号」(高崎18:04発→大宮18:35着)に乗った。
梅雨の晴れ間で、行楽日和。朝早くに高崎入りしたことで、いろいろと見て廻れた。主なテーマは、貫前神社(上野国一之宮)の参拝、富岡製糸場の見学。2011年の上信電鉄初乗車の際、それぞれの最寄駅(→#2567/#2565)を訪ねたものの、駅周りまたは散策程度だった。参拝、見学はいずれまたという感じだった訳で、それが晴れて果たせたのは大きい。新幹線あってこそ成り立つ旅だと思う。
次回の特典スタートは、9/26。大宮からなら浦佐(198.6km)、安中榛名(93.2km)、上野なら新白河(181.8km)、本庄早稲田(82.4km)が狙い目か。1泊2日プランも含め、早めに準備しようと思う。