4月30日から5月1日にかけては、カウントダウンイベントや元号またぎ列車など、年末年始さながらだった。除夜の鐘や「あけましておめでとうございます」といった祝辞、賀詞の類があれば、確実に年越し気分だったろう。
年賀状は積極的に出さない主義だが、改元にあたって「新元号賀状」なるものがあってもよかった?と思う。そう思えるのは、お祝いムードの中での改元だからこそ。5月1日~3日を三が日感覚(+おめでたい感じ)で過ごすことができたのもまた、祝賀モードゆえだろう。
その「令和三が日」は、おめでたい中にも身の引き締まる思いが少なからずあった。特に初日は、為すこと一つ一つが「令和初の…」となるため、一定の緊張感は伴う。が、実際は、それほど意識していた訳ではなく、気概や気合が現われているとすれば、何らかの写真を撮った時くらい。「あぁそう言えば(令和初?)」というのが正直なところである。
今回は、令和最初の某について、三が日の間で記録したものをいくつかご紹介する。いつもの緩い感じでご高覧のほどを。
買い物
指定席券売機で「都区内パス」を購入。5月1日~31日発売分は「ようこそ令和」のメッセージが券面に印字され、その趣意書のようなカードもあわせて発券されるという趣向で、ちょっとした記念になった。ICカード残高での支払いではあったが、これが令和最初のお買い物(?)。当パスの購入でクリアファイルがもらえるという特典もあった。ありがたい話だと思う。
公共交通機関
という訳で、令和最初の公共交通機関利用は「都区内パス」を使っての電車移動となった。記念すべき初列車は、赤羽7:25発の新宿行き。池袋で下車し、東武、西武の池袋駅をめざした。
現金での買い物
パスを使っての移動を思い立ったのは、大手私鉄各社の「天皇陛下御即位記念乗車券」をできるだけ買い集めるのに便利だから。この手の記念きっぷは自ずと現金オンリーゆえ、現金を使っての買い物という点では、これが令和初となった。池袋に着いてまず向かったのは東武。想定通り、池袋駅発売分は完売につき、さっさと西武に足を運び、残り数十セットというところで買うことができた。1セット2,000円と決してお安くはないが、価格に見合う装丁、仕様だと思う。記念の一品となった。
発売箇所が限られていて、そこでの発売数が多いと、購入できる確率は高くなる。その逆に、発売箇所が分散していて1か所あたりの発売数が少ない場合は、それなりに早く動いたとしても売り切れ御免に。この日は6社回って、東武×、西武〇、京成〇、京王×、小田急〇、京急×という結果になった。朝7~9時台にしてはまぁまぁだったと思う。(参考→天皇陛下御即位記念きっぷリポート)
外食
5月1日は朝から出かけていたので、帰って来たのもそこそこ早かった。余裕を以って昼食をとることができたので、細君と中華系のファミレスへ。令和最初の外食である。
ATM
その帰り、元号が変わったことを通帳で確かめるべく、ゆうちょ銀行のATMへ。ATMの令和初利用である。少額を預け入れして、そのまま記帳。初日の日付をしっかり印字することができた。前日は「31-04-30」だったが、この日は「1-05-01」。元号が改まったことを実感できた。
初詣+御朱印
令和初日で忘れてはならないのは、参詣と御朱印。この日は地元の神社に参拝し、「令和初詣」方々、御朱印をいただいた。令和になってからの御朱印は、地元が出発点。今後の参拝先でご縁をつないでいこうと思う。
高額買い物
改元を機に、メインで使うデジカメを新たに買うことにした。某量販店でよさそうなのを見つけ、ネット等で価格を比較。「価格はご相談下さい」と出ていたので、リサーチ結果を踏まえ、後日その量販店で相談してみる。税込で21,315円という話になったので、それで手を打った。買ったのは2日の夕方。最初の撮影は3日の朝だった。今はストレスなく、程々の出来の写真が残せるようになった。
三が日の範囲ではこの他に、令和最初の郵便物、図書館での貸出といったネタもあるが、大した話ではないのでパス。連休期間に広げるといろいろと出てくるが、それはまた機会があればということにしようと思う。
引き続き、程よく気持ちを引き締めつつ、令和最初の月を過ごすとしよう。