2月の旅を模索していたら全国旅行支援が再開され、どうせ行くならその恩恵に与ろうということになり、より確実に適用対象となる期間にシフトした。旅程は1/26~29の3泊4日。パッケージだったが、1泊目を「不泊」扱いにできるので少々変則的な旅になる。
滞在先は1/26~27が富山で、27~29は高山。最強寒波だ大雪だというのはたまたま重なっただけで、交通機関がどうにもならない限りはとにかく行くだけ。降るには降ったが、列車をシャットアウトするレベルには幸い至らなかったため、概ね予定通り行って帰って来ることができた。
パッケージで用意してもらった乗車券・特急券は、東京~名古屋の「のぞみ」、名古屋~高山の特急「ひだ」のそれぞれ往復分。高山~富山は自費になるが、全国旅行支援の富山県、岐阜県の両県分があるので十分に元は取れる。筆者としては、高山本線の未乗区間だった高山~越中八尾(72.3km)を晴れてクリアできたという点でも有意義。我ながらいい行程が組めたと思っている。
という訳で今回は「高山本線&富山・高山の旅」のレビューなどを・・・と普段なら行くところ、実のところ降雪&極寒の影響は少なくなく、存分に観光等できたかと言えば決してそうとは言えず、あれこれ綴るほどではないような(そうでもないような)… で思いついたのが季語。小寒から立春の前日まで(1/6~2/3)を晩冬とするなら、旅で見かけたり体感したりしたのはその時候の季語となり、関係するネタはいくらでも出てくる。
季語別、画像メインでそれらを紹介しようと思う。
氷
樹氷
氷柱
氷湖
雪
雪掻
雪達磨
右の写真は雪達磨というよりは、雪を使って水鳥を模したもの。季語にあてはめるなら「雪遊」か。
雪吊
雪踏
吹雪
橇
その他
晩冬の季語からは外れるが、風物詩的なものを二つ。行きの新幹線で見た富士山と、高山のホテルに向かう際に撮ったイルミネーション・・・「雪山」「電飾」が季語にあればその好例になるだろう。
今回の旅、主なテーマは雪見か耐寒か。富山は1/26の最低気温が-4.0℃、最高気温は2.1℃、1/27は-0.1℃、3.3℃だった。高山はと言うと、最低気温、最高気温の順で、1/27が-3.8℃、1.3℃、1/28が-7.4℃、-0.8℃、1/29が-5.9℃、1.5℃。高山でまる1日を過ごした1/28は朝から晩まで氷点下だった訳で、かつてない体験となった。季語で例えるなら寒稽古といったところ。1/29に東京に帰ってきた時点での気温は3℃前後だったそうで、さんざ寒い中にいた身としては、全く以って余裕だった。
寒い土地にあえて旅に出て、耐寒性を高めるのもアリ? 来年も検討してみようと思う。
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