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第539話 オリジナル版シティポップ(2020.2.16)

 ウイルスの散発的流行リスクが想定される折、外出を控えざるを得ないとなると、街ネタで軽く一筆というのも難しくなってくる。

 もともとテレワーク主体なので、室内で長時間を過ごせる態勢は整っている。出かけずに済むなら、今はそれに越したことはないと思う。では、そうした状況下で何を書くか... マスク、アルコール消毒液などの店頭での様子というのも考えたが、そう易々と撮影できるものでもないので見送ることに。という訳で、外に出る時間が減り、そうすると普段はできないことができるようになるもので、今回紹介するのはその一例。自作の楽曲のデジタル化 → 動画ファイルの作成 → YouTubeでの公開である。

 第511話「2018年15大ニュース(前編)」の15.に記したマルチオーディオプレーヤーでは、カセットテープ→SDメモリのダビングが可能。アナログの音をデジタルに変換することで恒久的に音源を保つことができる?という考えで導入し、今年になってようやく本格的に使い始めた。

 テープの状態をチェックしつつ、SDに録音。一曲一曲分けて入れたいところだが、テープに入っているのはアルバムスタイル(A面/B面)で、よせばいいのにフェイドアウト後にいきなり次の曲といったパターンもあって、曲の頭からきちんと録れないなど難儀した。何度もテープを再生するにも行かないので、そういう場合はメドレー状態で録り、PC上で(専用のソフトを使用etc.)分けてみたり... こうした試行錯誤を年始から始めていた。

 で、さらに悩ましかったのが音圧。テープで聴いている分には気にならない「圧」が、SDに取り込むと見事に「歪み」になり、一聴もできない曲がチラホラ。もともと大した出来ではないのに、音や声が割れるとなってはどうしようもない。「アナデジ変換」の難しさを痛感しながらの作業だった。

 そんな中から何とかなりそうな分をテコ入れして、1月にはYouTubeにアップするところまではできていた。その数4曲(以下、公開順)。で、2月は何をしていたかというと、さらなる上積みを図るべく、デジタル化した分の聴き直しや、ソフトを使っての補整などがメイン。今のところ3曲分、公開に向けた準備を進めている。


Teenage Road

 バンドブーム全盛の頃に作った曲です。(1990年3月25日トラックダウン)
 代々木公園界隈の「ホコテン」を実際に歩いて感じたことがもとになっていますが、最終的には肯定感の方が強く、気分良くその場を後にしたのを覚えています。
 バンドを組むことなく「一人バンド」で曲作りを楽しんでいた当時。この曲には、バンドへの憧れのようなものも投影されているように今は思います。

セレモニー

 リゾートミュージックを意識して作ったウェディングソングです。(1988年11月11日トラックダウン)
 リズムマシンの操作に慣れてきた頃だったようで、少なからず実験的なアプローチをしていることがわかりました。テープで聴くとその打ち込み加減がわかるのですが、デジタル化すると埋もれてしまうようです。
 声の張り上げ具合、音程の外し具合?を含め、野外ライブでのPAアウトのような感覚でお聴きいただければと思います。

Tender Eyes

 ギターコードをもとに作った洋楽志向の曲です。(1988年12月12日トラックダウン)
 コード先行で作ったので、コードに合わせる形でシンセを足すアプローチをとりました。シンセメインで作るのとは勝手が違い、手間取ったのを覚えています。
 英語の発音に難がある上、音程もところどころ外していますが、詞の方はまぁまぁ? いわゆる自演自賛の一曲です。^^

HAPPY DATE

 YAMAHA「EOS B500」を使って作った最初の曲です。(1992年2月16日ミックスダウン)
 EOSの中で複数のトラックを処理できるため、重ね録りの手間が省ける上、音質の変化もありません。インストのみであればイイ音(当時)でテープに落とすことができ、大いに感動したのを覚えています。
 もともとデモ用に作った曲なので、歌詞は考えていませんでした。仮のつもりで作った詞をこれまたデモンストレーションレベルで歌ったため、今聞くと音程などが実にいい加減。エフェクタのお試しも兼ねていたため、そのボーカルにはやたらエコーがかかっていて、歌に関しては何とも言えない感じになっています。^^;
 新しい機材を採り入れつつも、歌入れの際はこれまでのマルチトラックレコーダーを使ったため、せっかくのEOSクオリティを曲に反映できていないのがまた...
 という訳で完成度としてはいま一つですが、「シティポップ」的な一作だとは思います。


 YouTubeにアップするとなると、音声のみという訳にも行かないから、動画形式にアレンジする必要が出てくる。前々から考えていたのは、曲や詞のイメージに合う写真などを組み込んで、それを背景に歌詞を入れるというスタイル。作ってみたら、(案の定)カラオケ仕様になってしまったが、出来としてはまずまずと思っている。

 準備中の3曲は、対応する写真などをどうするかが実は課題。普段撮っている写真は、歌の世界とは無縁なものが多いので、これ!というのが入れられないのだ。

 3曲の方が進まない中、それらとは別に「聴ける部分」だけをつないで作ったプロモーション版のようなものも試しに作ってみた。ところどころにNG部分があって通しでは聴けない曲でも、一部を拾えば何とか…という曲は少なからずある。そんな中から7曲選んで、動画を作成。(第539話の掲載に合わせて公開というのも考えたが、まだ手入れが必要な感じなので、ひとまず予告ということであしからず。) 2月下旬にはアップしようと思う。

 公開中の4曲は、アップテンポとミディアムテンポが2曲ずつ。「シティポップ」というジャンルが再評価されているということだが、それに当てはまりそうなのは、そのうちの1曲(「HAPPY DATE」)。ただ、当時の志向としては正にそれだったので、他にもシティポップ(的)な曲は多々ある。アナログ→デジタルがうまく行けばもっと公開できる?とも思えるのだが、昭和63年~平成2年あたりの曲を令和2年に出そうというのだから限界もある。然るべきソフトや機材を使って作り直すのが早道かも知れない。


 僭越ながら、オリジナル楽曲紹介の巻でした。この後の展開については、こちらのチャンネルをたまにご覧いただくということで。(以下は、チャンネル紹介文)

 1987~1991年頃につくったオリジナル曲を公開するチャンネルです。

 「シティポップ」路線を少なからず意識してつくっていたことを思い出し、昨今のトレンドに乗じて、試しに何曲かアップすることにしました。^^

 カセットテープで録った当時のミックスダウンをそのままデジタル化したため、お聞き苦しい点が多々ありますこと、ご了承ください。[ヘッドホン推奨]🎧

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